2012/1/18  20:54

ロボジー  映画

映画「ロボジー」の感想です。
大きなネタバレはしていないつもりですが、
これから映画をご覧になるのでしたら、読まない方が良いかもしれません。
ご注意を。

妻夫木聡→上野樹里→田辺誠一と来て、次に「鈴木さん」のバトンを受け取ったのは
73歳の新人俳優・五十嵐信次郎(ミッキーカーチス)。
他のメインキャストで私が今までに見たことがある役者陣は「TAROの塔」の濱田岳くんくらいで、
「ロボジー」の予告動画などもチェックすることなく、
過剰な期待や先入観なく、まっさら状態で、映画館に行きました。

この映画、全体を通して絵面が美しくないです。
と書いたら悪い印象を持ったように思うでしょ、違うんです。
主役の鈴木じいさんはじじむさいし、
ロボットを開発した電機メーカーずっこけ3人組にイケメンはおらず、
ヒロインも美人女子大生には描かれていない。
そして、3人組がロボットを造っている現場はありえないレベルの不潔さ!
でもその綺麗キレイしていない世界観には非常にリアリティがあって、
こういう実際にいそうな、かっこよくないダメサラリーマン達が、
こうやって本当にロボットを造っているかもしれない。
そして本当に中の人がロボットを動かしているのかも!≠ニ思えてきて
とても楽しい気持ちになってしまいました。
少しでもロボットについての知識があったり、
これ、すぐにバレるに決まっているでしょ?リアリティがない!≠ニ
設定やストーリーに粗が見えてしまうような方にとっては、
興ざめで面白いとは思えない映画かもしれませんが
文系一筋の私にはラストまで先が読めなくて、
とてもよく出来たストーリーだと思えました。
わがままで孤独だった鈴木じいさんも、他の登場人物も
最後はみんな良い人。
前向きに締めていたのも、ほのぼのした気持ちになれて良かったです。

公式サイトでのキャスト紹介にすら名前のない田辺誠一さん、特別出演。
1年前に「矢口監督新作に、田辺さんも撮影に参加しているらしい」と知った当時は
情報が錯綜して主演俳優も不明で、田辺さんもどのくらい出演シーンがあるのやら…と
公開されるまで謎だらけだったのですが。
鈴木じいさんの娘婿という役柄で和久井映見さんの夫役、冒頭とラストに登場していました♪
優しそうな婿殿というちょい役でしたが、イケメン度低め。
そのへんにいそうな普通のお父さんという、他の登場人物同様、
リアリティを感じさせる温度での演じ方がよかったです。

撮影当時の田辺さんの地毛は長髪で、あのままでは矢口作品のテイストからは絶対に浮くぞ…
と思っておりましたが、ちゃんとフツーのカツラ着用で(笑)
矢口監督、ぬかりありませんでした。ほ。
まぁカツラの不自然さはばればれでしたけどねーロンゲよりは全然マシでしたわ。
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テーマ: 映画鑑賞



2012/1/6  11:00

刑事黒川鈴木 #1  ドラマ

楽しくご覧になった方には本当に申し訳ないのですが。
私の口にはこのドラマ、全く合いません。
毎日こんなに寒いというのに、そのうえこんな寒々しいドラマ…見てられません。

「ゆるい」とか「脱力」などを標榜してるモノがそもそも苦手なのかもしれません。
今回のドラマの予告映像を見ていただけでも
「三代目明智」的な気配が感じられて、私にとっては多分面白くないだろうな、という
予感はあったのですが。まさにその通りでございました。

原作小説は、ゆるいなりにもう少しは面白いらしいです。
(と言っても主人公に「黒川鈴木」というネーミングをしちゃう時点で、もうね。
アイタタ…だわ。)
それを、こんなにも面白くないドラマにしちゃうって…
寒い中まじめに演じてるキャストや作ってるスタッフがかわいそうになってきます。

とにかく描かれる人物も事件も浅すぎる。情報量があまりにも貧弱。
白いノートに薄い鉛筆で線画したような
スカスカで余白の多すぎる脚本を映像化すると、こうなるのでしょうか。
出てくる人物もみんな、いちいち痛々しい。
12月まで見ていた、人物像も背景設定もみっちりがっつり描かれていて、
出てくるキャラがみんなかわいかったドラマが、恋しいよ。

放送時間は11:58〜0:38ということで枠としては40分なのですが、
後半にCMが多くてぶつぶつ途切れるのも、見ていて苛っとします。
ドラマの正味は30分程度、それを深夜わざわざ起きて見ようという程の内容でもなし。
来週からは録画して、次の日にCM飛ばしながら見ます。
ここに私が感想を書かなくなったら、放棄したものだと見なしてください。
え、でもこれ、放送予定、13回?!そんなにやるのか…
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2012/1/1  16:13

2012年のスタート。  あっぴこが作ったこんなモノ

明けましておめでとうございます。
明るい一年になりますように。
本年もよろしくお願いいたします。
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2011/12/26  16:59

2011 あっぴこが選ぶ田辺作品  田辺誠一

今年ほど、田辺誠一さんを見ていて悶々とした年はありませんでした。
春には「その長髪、早く切ってくれないかな〜!」、
秋は「画伯と呼ばれても、こっちは全然嬉しくないんだけど…」とため息をつき。
ヲタをやっているのがしんどいなぁ、と何度も考えこんでしまった一年でした。

ただ、
twitterでのイラストが話題になって、「アッコにおまかせ」等の情報番組で
田辺さんが取り上げられていた時、
ご本人は出演せずに、コメントや写真だけの扱いとしていたことについては
私は田辺さんをちょっと見直しました。
画伯をひっさげて「ぷっ●ま」等に出演してくれなくて、ほんとに良かった。
田辺さんが「twitterでのキャラを全面に出しての田辺誠一大安売り」をしなかったことは、
ご自身の「俳優としてのプライド」を感じられて
ファンとしてはとても心強く、嬉しいことでした。

それでは恒例、「2011年版あっぴこが選ぶ田辺作品」にいきたいと思います。

第3位「TAROの塔」
岡本太郎生誕100周年を記念して、NHKで全4回ドラマとして放送された意欲作ドラマ。
3月の放送時期に東日本大震災が起こり、当然すべてのテレビはドラマどころではないといった事態となり…
だけど、そんな中主演の松尾スズキさんが公式サイトに寄せた文章
http://www.nhk.or.jp/dodra/taro/special/sp06.html#s64)に、心揺さぶられ、
ドラマや芸術といった創作物の存在意義を深く深く心に刻んだ、3月でした。

ドラマのキャスト。
岡本太郎役の松尾さんはもとより、その母かの子を演じた寺島しのぶさんがとにかく凄かった。
実在したかの子さんをまるで生き写しにしたような、周囲の人間すべて食っちまうような存在感!
そのかの子の最大の理解者であり、岡本太郎を芸術家として育てた父・一平を演じたのが
田辺さんでした。
かの子や太郎と違って自分は凡人なのだ…という切なさをにじませた一平さんの、
美しい佇まいがとても良かったです。
雪のパリを立つ汽車がゆっくりと走り出す中、手を振る一平とかの子。
あの画面の鮮烈な美しさはいつまでも忘れることはないでしょう。


第2位「造花の蜜」
連城三紀彦原作の小説をWOWOWがドラマ化、全4回の作品でした。
ドラマの結末は原作小説とは大きく改変されていたようで、
それに対する否定的な感想も、散見しました。
しかし田辺誠一ファンにとっては、超美味なラストシーンでございました!
このところ、演じる役柄もtwitterでの扱いもすっかりイロモノ三枚目と思われがちな田辺さんですけど、
こういう正統派二枚目だってちゃんと出来るんだもんねーっだ!
と啖呵の一つや二つ切りたくなるような、それはそれは容姿端麗な田辺さんでした♪

このドラマの脚本を書いたのは岡田惠和さん。
「小公女セイラ」で田辺さんに謎のフランス語教師を当て嵌めた際のラストシーンにも
岡田さんは田辺誠一をわかっていらっしゃる!≠ニ膝を叩いたもんですが
今回の「造花の蜜」の橋場有一という刑事役はさらに、
田辺さんの魅力を再発掘してくださったような気がして、たいへん嬉しかったです。


第1位「11人もいる!」
2011年10月期の連続ドラマは近年まれに見る豊作で、
高視聴率を記録したヒットドラマや意欲作が多く、活気づいたクールでした。
私も久しぶりにいろいろなドラマを見て、楽しい3ヶ月でした。
そんな中でテレビ朝日が制作した宮藤官九郎作の「11人もいる!」も
前評判倒れに終わらなかった、良いドラマでした。
(個人的な感想を言わせてもらうと、
視聴率40%という数字をたたき出した「家政婦のミタ」最終回よりも
「11人もいる!」最終回の方が、物語の完成度は上だったと思っています。)

宮藤官九郎さんがやっと、連続ドラマのメインキャストとして田辺さんを指名してくれた。
しかも主役が決まるよりも先に「大家族の父親役は田辺誠一さんで」と決めていた!
夏の舞台「SAD SONG FOR UGLY DAUGHTER」に続き、2作連続で、
宮藤官九郎さんが描く「家族」における重要なポジションを
田辺さんが演じるという、ファンにはたまらん2011年でございました。

宮藤さんが「家族」というものの陰≠フ面をさらけ出したのが「SAD SONG…」だとしたら
陽≠最大限に表現したのが「11人もいる!」だったと思う。
「たくさんのお金や財産を持っていなくても幸せは見つけられる」。
そんな楽しいメッセージに溢れた「11人もいる!」で、一家の大黒柱を演じた田辺さん。
大家族ドキュメンタリーのパロディや下ネタ系の笑いやギャグもミックスされた
登場人物も多いてんやわんや設定のこのドラマが、散漫な笑いだけで終わらなかったのは、
田辺さんの父としての存在感と母・恵を演じた光浦靖子さんの暖かさによるところが
大きかったと思います。
こんな素敵なドラマの要となる父役を、田辺さんにオファーしてくれた宮藤さんに
改めて感謝したい気持ちでいっぱいです。

***
昨年の私は、田辺さんが出演したどのドラマも良いとは思えなくて、
ベスト3を選ぶことができませんでした。
田辺さんってもしかして、不遇…?と思ったことも、正直、あります。
しかし今年は「田辺誠一さんにこの役を是非!」との思いで迎えられたのだろうな、
と感じられる作品が続出で、嬉しい1年でした。
まさに
>田辺誠一でなければ演じられないような役柄を、
>志のある作品の中で見たいなぁ…
という願望はばっちり満たしていただきました。満足でございます!

ただ一つ、ひっかかってることは
田辺さんがこの夏のwordにて
>コメディラインは一段落ついたので、シリアスな方向を軸にしていきたい
と宣言されたアレです。
アレには狂喜乱舞の大喝采させていただいたのですが
秋以降に公開された実際のシリアス作品は「造花の蜜」1本で、
来年予定されている作品もコメディ多めという気が…するのですが…。
あの夏の私の小躍りを返せ!とまでは申しませんけど(「11人もいる!」良かったし。)
シリアス系もやはり楽しみなので、来年はそちらも見たいなーと。

あれこれ文句を言いつつも、今年の秋以降の田辺さんの仕事っぷりを見て
「やっぱりファン続けてきて良かった!」と
結局、納得させられちゃった2011年12月。
来年も「それはちょっとなぁ…」とかぶつくさ言いながらも、
期待を持ち続けて、出演作品を楽しみにしたいと思います!
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タグ: 田辺誠一

2011/12/19  0:02

造花の蜜 最終話  ドラマ

蘭がまんまと7億円を奪ってから1年。
再び誘拐事件が起きます。
今回も被害者の身内から蘭への情報提供がなされている模様。
結局前回と同様、人質と引き替えに3億円は奪われ…たと思いきや。
最終的な共犯者は、蘭の下僕になってしまった橋場さんでした♪
ってなんだそりゃ!!
すごいオチに唖然呆然だよ!

第2の誘拐事件の刑事役に菅原大吉さん、人質の父親が金田明夫さんで
あら「853」の再来だわーついでに「眠れぬ夜を抱いて」の類子もいるー≠ニにらにら。
蘭の思惑通りに話はとんとん拍子に進み、人質の姉が蘭に協力していることも判明。
しかし、橋場さんは楽しそうにしているだけであまり捜査に協力的には見えないわね…?
と思っていたら。ラストで蘭と橋場がご対面。
橋場、ポケットから手錠をキラーン。
お「うぬぼれ刑事」みたいな展開!!ワクワク≠ニ思って見てたら〜〜〜〜

え・・・ミイラ取りがミイラ?!おとり捜査を最後で放棄?
そそそそれでいいの〜?!警視庁随一の頭脳が、3億円と綺麗な女性にふらふら〜って…
ええええええええええーーー!
橋場さーん、かんばーーっく!

1年前の圭太君事件の時に「もう2度とこんな犯罪をさせてはいけない!」と
シビアな顔して語っていたあれは何だったの?
この1年の間に証拠そろえて蘭を捕まえることできたでしょうに。何しとんねん!
でも第2話の「橋場有一39歳独身」情報の時点で、働き蜂候補なってることに
私も気づくべきだったわ!

でもでもでも!蘭の笑顔に誘惑されてる橋場がめっちゃステキなんだよ〜これ反則!!
手に入れた身代金を二人で持ち去っていくのがまるで「ルパン三世」かなにか、
マンガちっくなかっこよさで、呆れながらも見惚れてしまった!
この後二人は結託して、ますます「美しく潔白な犯罪」を繰り広げていくのでしょうか?
それもそれでありかもね…と思わせてしまうほどの美しい絵面でした。はぁ…。

田辺さんのスマートで余裕な大人の男っぷりやら、
ニヒルな笑みや蘭に負けた時の笑顔やらが、ほんとにステキでステキで…
手錠を指にひっかけてるポーズや表情が最高級に美しくて
ワタクシ的にはここ数年で見た田辺誠一の中でも第一位のビジュアルでございました。
2011年、欠乏していた美しい田辺さんをお腹いっぱい賞味できました!

「11人もいる!」最終回も良いエンディングで大満足でしたが、
「造花の蜜」も驚愕度合いは最大級で、別の種類で大満足でございます。はい!
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テーマ: テレビドラマ



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