2005/9/27

パリ郊外 Etampes近く [2]  管理釣り場 FF Fields 1
ああ、このままでは帰れない。と思ったところにオーナーが集金にやってきた。1時間2ユーロで延長できるというので、1時間延長。カラオケボックスみたいだ。

もうお腹は空くし釣れないし(空いているので集中力が落ちて釣れないのかもしれないが)、内心ベソ状態でロッドを振り続ける。あそこの葦の茂った窪みに群れているな…。ラインを投げ込んで引き始める。おっ、何尾か寄ってきた、追ってる。競争心に煽られたのか、これはワシのじゃ、とばかりにデカイのが食いついた。ガッツーン!!! 

切られてはいけない。今度は取り込むぞ。テレビで見たサーモンフィッシングのごとく(空腹により誇大に感じてはいるだろうが)、ダーッとむこうのほうまで走っていく、と思えば今度はあっちだ。こんなファイトは久しぶり。時間がとてつもなく長く感じる。そして、ついにランディング。網から溢れてこぼれ落ちる。すくい直して引き上げてみると60cmほどあるレインボートラウト! 引きしまったイ〜イ体している。ああ、もう感激。

ファイトして疲れたせいか、騙されたショックが大きかったのか、リリースして呼吸を助けてもなかなか泳ぎださなかったが、やっと気を取り直して帰っていった。

パリへの帰路、途中で駆け込みパクついたマックがとてもおいしかった。
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2005/9/27

パリ郊外 Etampes近く [1]  管理釣り場 FF Fields 1
初めてやってきたこの管理釣り場Les Sources d’Eclimontは、パリから南へで1時間強。パリとオルレアンOrléansのほぼ中間地点にある。

細い坂道を下るアプローチを降りきると、養魚場隣接の小さなフライフィッシング専用管理釣り場が現れる。養魚エリアの柵の中で、獰猛そうな番犬が唸り声をあげて鱒を守っている。営業開始時刻午前9時ちょうど。フランスの管理釣り場は始業が朝8時とか9時とか結構遅いのが多い。オーナー兼管理者は、不在。常連らしい他の釣り人と言葉を交わすと、狩猟に出かけたと言う。そういえば、隣接の森を抜ける際、入り口付近で猟犬を伴い猟銃を携えた数人を見かけた。前日予約してあるから、後刻、釣り人が揃った頃に顔を出すのだろう。

それでは始めるとしよう。いくつかの透明度の高い浅い池がいくつか並んでいる。魚影はクッキリハッキリ、大から小まで。しばらくして、アタったがすぐバラシ。透明で流れがないから、向こうからこちらの様子が丸見え。再びバラシ、そのうちアタリもなくなり、なんかまずいムードに・・・。これはシブイ。そのうちに通り雨が行き過ぎていった。でも天気は良くなるのか悪くなるのかハッキリしない。こちらも戦略がはっきりしない。彼方で、猟銃を撃つ音がパーンパーンと何度もこだましている。

そしてもっとまずいことには、ハラヘリになってきてしまった。朝、食料調達をし損ねたまま到着してしまったのであった。いらつきをコントロールするべく、例の非常食を取り出す。ついにヒットするも、ああ、またやってしまった・・・。サイズはそう大きくないように見えたのに、思いの外グンときてあっけなくニンフを取られた。もうガックリ。

予約は昼まで、焦る。フライをベージュのストリーマーに変えてみる。オリーブはそれなりに見に来るものの食わなかったのだ。この釣り場、ストリーマーは午前中のみ使用可という規則。おっ、いいところにキャストできたな、と引き始めたらガツーンときた。デカイ。丸見えなためティペットは6xをつけていた。切られてはいけない!が、今度は切られた。・・・。

続く・・・。
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2005/9/16

釣りのハラヘリ  食 Gastronomy
クリックすると元のサイズで表示しますお腹が空くと、集中力が落ちてもうダメなのだ。でも、もう少し粘りたい、もうちょっと頑張ったら釣れるような気がする、で、現場を離れられないとき、もしくは小腹が空いたとき、に重宝なのがコレ。掌サイズ。高速道路のサービスエリアなどで良く売っている。これは、リンゴ・バージョン。他の果実やヨーグルト、チョコレートムースなどもある。この手の商品、最近、日本でも栄養補給系でなく食品系もいろいろ出てきたといつか日経に載っていたので、今度、味比べを。

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2005/9/11

イタリアン・アルプス  FFメディア FF Media
昨日は、ケーブルTVでイタリアの釣りをたて続けに3つも見てしまった。ほとんど同じ時間帯に2つのチャンネルで放送するものだから、忙しかった・・・。

一つ目は、イタリアン・アルプス、ピエモンテ州。Mont Rossaの麓のVal Sesia、フライフィッシングというより古来の毛鉤釣り。バンブーロッドに魚篭姿の老練の釣り師が次々と釣り上げていく。画面が自然にセピア色に見えてしまうような光景。

二つ目も、ピエモンテ州。、こちらは、タナロ川Tanaroでルアー。土地独特の模様入りのおっきい〜ブラウントラウト

三つ目は、ロンバルディア州、スイス国境近くのアッダ川Addaでのグレイリングのフライフィッシング。

こんなの見ると、ああ、もうダメだ。この辺り、どうも以前からニオウ。“一度行きたい、釣りたい”リストが、また増える・・・。

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2005/9/9

ケーブルTV 釣り狩猟専門チャンネル [3]  FFメディア FF Media
もうひとつのチャンネルはSEASONS。やはり釣りと狩猟が主なコンテンツ。釣り師枠と猟師枠それぞれの時間帯があるが、他にひとつの番組の中に双方が混ざっている番組もあり、土地の自然などに関わる話題も。木曜夜は21時前から、フライフィッシングと餌釣りをテーマにした定番時間帯がある。

フランス国外については、英国以北の他、ラテン系ネットワークなのか、イタリアやスペイン制作の番組吹き替えなど良くみかける。ああいうところで釣ってみたいなあ、と感じるヨーロッパらしい光景がたくさん。

スロヴェニアのシリーズも大変興味深かった。どうもフランスの場合、東欧でのフライフィッシングというとスロヴェニア、という流れになるようだ。今まで会ったフライフィッシングのプロ(ガイドとか釣り場管理者とか)の話も、何度かスロヴェニア談になった。満足度が高い釣りになるようだ。

そして、前出チャンネルと共通してフランスらしいと感じるのは、釣りや狩猟の獲物の料理番組やシーン。料理するのは地元のホテルのシェフなど。

もうひとつ共通して、魚の生態や河川環境にフォーカスした番組など。これらを見ると、釣りは釣るという行為や楽しみだけでないことを再認識させられる。
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2005/9/7

ケーブルTV 釣り狩猟専門チャンネル [2]   FFメディア FF Media
ケーブルTVの記事に戻ろう。フランスでは、ケーブルTVで毎日フライフィッシングの番組を見ることが可能ということに気づいたときは、嬉しかった。

Chasse&Pêcheは奇数時間帯が釣りの番組、偶数時間帯が狩猟の番組と決まっている。フランス各地の釣行ドキュメンタリーは、自然渓流の他、管理釣り場紹介も。が、連絡先やクレジットを画面に丁寧に流してくれないのが外国人にはややつらい。耳をすませて固有名詞を聞き取らねばならなかったりする。営業案内的な情報も放送されない。で、実用情報については、そのあとインターネットなどで調べ直すことになる。フランス国外では、英国やカナダの釣りの番組が多いだろうか。

このチャンネルの中でも気に入っているのは、La Semaine du Moucheur という30分番組のシリーズ。オーストリア人のDr. Eric Toldererが、フライキャスティング、フライタイイング、魚の生態や水生昆虫の話など、教育番組のノリ?でしてくれる。この先生、ナカナカのおしゃれ。チロル・スタイルでキャスティングをしたかと思えば、鴨の刺繍入りシャツでタイイングを講義。特注ではないかと思われる斑模様のウェイダー姿も時々、無数の帽子をその都度あれこれとコーディネートしているのを見るのも楽しい。
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2005/9/6

フランス人のアウトドア・レジャー [3]   遊(釣り以外) Other Leisure
フランス人が異様に愛するアウトドア・スポーツのもうひとつは、エスカラード(岩登り)。フランスによくあるアドヴェンチャーもののアウトドア・レジャー施設にも、よくミニ版があって子供達が遊んでいる。エスカレートすると、岩山を登るというより地面に対してほぼ垂直の岩の壁面をスパイダーマンのようによじ登っていく。更に趣味が高じると、相当高い山岳でこれをやり、こういう状態にもなる。このパッション。そういえば、フランスではスパイダーマンは殊更人気であった・・・。
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2005/9/6

ロゼール タルン川 Le Tarn [14] 周辺  分類なし
タルン川および峡谷を訪ねるには、パリからロジエ・ペイルローまで、なら約640キロの走行距離。南仏に至るA75高速道路をミヨーMillauの手前で出て約20km。途中のクレルモン・フェラン以南は、高速道路料金が無料というオマケつき。

電車の場合、最寄りのフランス国鉄の駅としてはミヨー(約20km)やマンドMende(約60km)があるが、パリから直接行くのには乗り換え等でそう便利といえないから、モンペリエMontpellierまでTGVで約3時間半かけて行き、そこから車のほうが良いかもしれない(ミヨーまではバスもある)。もちろん、モンペリエまで飛行機で行くという手もある。

2004年12月、A75高速道路にミヨー高架橋Viaduc du Millauが開通した。タルヌ川下流にかかる全長2,460m、世界で一番高い橋、最長の橋脚は245mだそうだ。さすが土木エンジニアリングの国、フランス。美しい〜。橋まで来ると、源泉近くはあんなに細かったタルン川とは俄かには信じ難い、広大な姿が眼下に。この橋だけは、通行料有料。地域経済活性化と同時に、ヴァカンス・シーズンのリヨンLyonと南仏をつなぐA7高速道路の混雑緩和も狙いのひとつ。

今回、宿はタルン峡谷の入り口にとったが、何日かかけていろいろな釣り場や川で釣ろうというなら、ロゼール県にはいりこんだそれらの中心部に宿をとるのが便利、というフライフィッシング・ガイドの助言も付け加えておく。

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 お薦めの1冊



ルタール・ガイド 〜 ラングドック・ルシヨン地方版 
Le Guide du Routard Languedoc Rousillon

(フランス語)


フランス旅行のガイドブックは、ルタールがベストという結論。特に地方版。写真が無い活字と地図のみのガイドブック。フランス語だが、頑張って読んで後悔しない。過大評価、過小評価がない誠実な記述にいつも感心。日本のガイドブックではカバーしない何ということのない田舎の町までカバーしているのも魅力。身の丈の旅行スタイルということだろう。アウトドア派の旅にもちょうど良い温度。もう少しシックPlus Chic、とてもシックTrès Chicの項で紹介される宿やレストランは、今日はちょっと頑張ってみようかという時に使えるものも。田舎をドライブしながら、近くの町の情報をチェック、良さそうと思ったら、フラリ立ち寄ってみる。詳しい自動車用地図が必要なら、ミシュラン 道路マップがある。

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2005/9/4

ロゼール タルン川 Le Tarn [13] 周辺  遊(釣り以外) Other Leisure
この周辺、自然しかないのだが、やることはいろいろある。(様子をつかむには、地元観光局のオフィシャルサイト(フランス語)が役に立つ。)

まず、タルン川下り。通称バトリエ。バトリエbatelierは、フランス語で船頭。La Malèneの町から1時間ほどかけて下る。一艘に5人くらいずつ乗り込むと、船頭が道すがらガイドしてくれる。水位は結構低く、途中、船底が砂利をこすってガリガリいうようなところもあるが、タルン川の中でもこの辺りはもともと水位は低いらしい。水浴する人やカヌー、カヤックをかき分けスーイスイと進みながら、地質や自然、云われのある岩、川沿いの集落など説明してくれる。石灰岩質の岩肌に赤茶っぽく見えるのはマグネシウム。そう言えば、ミネラルウォーターのケザックQuézacは、この近くだ。

タルン川には、いろいろな魚が生息していますが、その中でも鱒は釣り人の憧れですね〜、しかし繊細で用心深いこの魚は、ハイ・シーズン中はなかなか我々の目の前に現れてくれません、と船頭さん。そう言われても、ついつい川の淵のほうに目がいってしまう。あっ、いる。思わず指差すと、そう、今のは鱒でしたね〜。

Les Détroitsと呼ばれる場所に近づくと、いよいよクライマックス。ここはタルン峡谷の中でも最も雄大で美しいとされる。パリで成功を納めた地元出身の実業家が買い取った集落もこの辺り。何軒かの幻想的な石造りが川沿いに浮かび上がる。陸路のアクセスなく、ここに行くのには川を船で渡るしか方法がない。そこで、この実業家は対岸の自動車道からケーブルを渡して荷送に使っている。この光景が、また独特だ。

このバトリエ川下り、混んでいる。毎朝8時から当日の予約を受け付ける、電話予約も可能。下り終わったら、乗船したところまで車で送りとどけてくれる。

この自然三昧の環境では、あとはもう説明するまでもなく、アウトドア天国。既に触れたカヌー、カヤック。水浴は、川沿いに淡水?浴場がいくつもあり、観光案内所でマップもくれる。トレッキングにVTT(マウンテンバイク)。秋には、きのこ狩りもいいらしい。そして、なんと言っても岩登り。この断崖絶壁を見て、フランス人が登らないわけがない・・・。

日が暮れてからは、川沿いの村でナイト・マーケットが出る日もあるし、断崖絶壁はシーズン中、ところどころライトアップされていたりする。
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2005/9/2

ロゼール タルン川 Le Tarn [12] 宿 補足   泊 Accommodation
ホテルの前は、こじんまりとしたプライベートビーチ。ちょうどプール状になっているので、昼は泳ぐに良し、朝晩は釣るのにもまた良し、といったような地形。片隅にデッキチェアが10台くらい並んでおり、昼間寝そべっていると、カヌー、カヤックがビシビシと目の前を通過したりする。

ホテル所有のカヌーが繋いであるので借用し、生まれて初めてカヌーなるものにも手を出してみた。最初は呼吸がつかめず、ヘンな東洋人がグルグル回っていると思った人もいたに違いないが、フランスの居心地良いところは、他人への無関心。目をツリアゲル人はいない。そのうち少しずつ前へ進めるようになり、ホテルの前を行ったり来たり。良い運動となった。

やっと、周辺の話へ・・・。
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