2007/1/31

ジェマージュ(Gémages) [8]  管理釣り場 FF Fields 1
ノルマンディーに出没。で、久方にジェマージュのフライフィッシング専用管理釣り場に行ってみた。

まずは若魚がたくさんはいっていると思われる初心者小池から。あれ、ストリーマーで反応無し。ニンフに変更。金茶のを引くとあたる。でも、今度はたぶん鉤が大き過ぎて乗らない(前回、シャトーティエリ近くの管理釣り場での様子はこちら)。大きく、しかしビュン・・・、ビュン・・・とばかりにシャープに引くと、釣れた〜。この後もこの方法で釣れる。シャープに引くとどうも咄嗟に飛びついてしまうらしい。動くものへの興味を抑えられず、ちょっかいを出してしまうのは幼児も子犬も子猫も同じ、そして鱒も同じということか。

深くフライをのみ込んでしまったのもいる。バカだねえ、それじゃ鉤見えなくて外せないよ。口を大きく開けてー、はい、もっと大きく開けてー。と言うと、本当に開けるではないか。可愛いヤツだな。はい、おしまい、帰っていいよ。

が、小さい池だけあってだんだんスレて、食いが浅くなる。1周する間に、20cmから大きくても尺足らずのレインボートラウトを6尾揚げて、さすがにここは満足。

さて、他の池に移り同じ方法を試すと、アタリはあるものの、やはり成魚なのか、脇がそうは甘くないらしい。フックできない。体が重くて鉤に追いつかない?引くの速すぎたろうか?

あ、この辺いそう、な中の島の脇の流れをゆっくり流すと、きたーっ、のだが、ファイト中になんと切られた。若いのと遊んで、歯切れ良い引きとはいえ切られることはないな、などと思っていて、油断してしまったようだ。反転して見せた腹からしても、今の大きい。

しっかりティペットを結び直して、もう1回来い、頼む。

果たして再度フッキング。たぶん別のだけれど、これも大きくて引きも良し。慎重ながら心地よいやり取りの上ランディングしたのは、ピンクの斑点がひときわ目を引く、美しいブルックトラウトであった。
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2007/1/12

フライフィッシングのフランス語 [34] 釣り師の挨拶  FFフランス語 FF French
Halieutiquementアリウティックマン

フライフィッシングに限らず、釣りをする人が使う表現。フィッシングガイドやフィッシングフィールドからのメールやグリーティングカードの最後に見かける。

halieutiqueアリウティックというのは、ラテン語halieuticusからきている単語だそうで、“魚釣りの、魚釣りに関する”という意の形容詞。名詞としても使われる。

フランス語の-mentは、形容詞の後について副詞となるのは英語の-lyと同じ。したがって、halieutiquementは、halieutiqueを副詞化して、フランス語のcordialementや英語のsincerelyなどと同じニュアンスで手紙や便りを締める文句として使われている模様。釣り師の間でしか通じないのではないかと思う。

* 私は、ネイティブ・スピーカーではないので、フランスで釣りをしたり釣り情報を集めながら、なるほどこう言うのか、と理解した単語、表現を挙げていきます。それは違う、他にもこういう言い方がある、などのご指摘があれば是非コメントください。
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2007/1/8

番外 フェス(モロッコ)のレストラン  レストラン・欧日外 Resto Others
宿のついでに、フェズのレストランも1軒、備忘録を兼ねて(やはり、また行く気?)。

フェスに到着早々、ルタール・ガイドにあるブー・ジュルード庭園の中のカフェに行こうと思い、ブー・ジュルード門前で交通整理をしているお巡りさんに道を尋ねた。「カフェ?カフェなら、断然こっちの店だよ!来なさい!」と、職場を離れて(と言っても数十メートルだが)案内してくれた店。門の外側を横道(銀行と薬局の間)に少しはいったところにある。

カフェという名前だけれど、奥はどちらかと言うとこじんまりしてカジュアルなレストラン。その後、テイクアウトを含め数回リピートすることに。特に気に入ったのが、briouateモロッコ風春巻き、とシナモンが香ばしいパイ状のpastillaパスティラ、鶏肉や鳩肉など何種類かある。見ると、この店もルタール・ガイドに載っていた。

Médina Caféメディナ・カフェ
6 Derb Mernissi, Bab Boujeloud
Tel 055 633430

追記
アルコール飲料はおいてありません。念のため。

追記2
フェスから65キロのメクネスにある鱒の美味しかったレストランはこちら。アルコールあり(メクネス周辺はワインの産地)。
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2007/1/5

番外 フェス(モロッコ)の宿  泊 Accommodation
旧市街のメインゲート、ブー・ジュルード門Bab Bou Jeloudをはいって直ぐのカフェ、カスバLe Kasbahの2階テラスに陣取る。

眼下に繰り広げられる光景は、既に別世界度満点。ジェラバの尖ったフードがどこか怪しげなフェス市民。悲しそうな瞳が印象的な荷役のロバさん

余命僅かの羊が1頭、また1頭と“配送”されていく。それと知らずにお散歩気分のおめでたい者、ただならぬ気配を感じて必死の抵抗をする者。

クリックすると元のサイズで表示しますフェズの街でいちばん幸せそうな動物は、猫。陽だまりでうっとり。路端でゆったりお食事。塀をつたう猫をかまう地元民の笑顔もほころんでいる。一方、疎んじられ気味、たぶんに野良化して暗〜いのが犬。同じ動物でも、環境でこうも変わるのだな。

ブー・ジュルード門からタラア・セギーラTalaâ Seghira通りへ。メディナの奥深くに徐々に吸い込まれていく。と、モロッコ舞台の名画そのままの喧騒と混沌の空間が広がる。このメディナ、東西、南北、1〜2キロ程度なのだが、そこに、な、なんと50万人が住んでいるという・・・。


メディナ巡りの詳細観光情報は旅行ガイドにお任せして、この度のお宿は卓越。で、アトラスでのフライフィッシイングのストップオーバー(夢?)にも、純粋な観光目的にもおすすめの宿。

リアド・フェスRiad Fès

リアドは、旧い邸宅を修復してつくった宿泊施設で、モロッコに行くなら絶対リアドと思っていた。リアドをひと言で説明しようとするなら、京都の旅館のイメージ(リアドの原義については、ルタール・ガイド モロッコ2006・2007年版のp.83参照)。当地の伝統建築を修復。部屋数は少なく10前後。いろいろなグレードがある。サービスは、至ってパーソナル。リアドののっぺりした外観からは内部に広がる世界を想像できず、ふらっと入るのには敷居が高い。但し、京都と違うのは、こういった建築を宿泊業に用いる伝統はモロッコ人の間にはない。ほとんどの場合フランス人がオーナー、というか、モロッコでフランス人が始めた宿泊システムらしい。

その中でもこのリアド・フェズは、ハード、ソフト共に、パーフェクションの極み。オフィシャルサイトを見ただけでも、オーナーの完璧主義が既に伝わってくる。現場もしかり。

クリックすると元のサイズで表示しますレストランも卓越。羊肉のタジンは、タジン鍋で出てくるスタンダードタイプと趣が異なり、味も体裁も誠にお洒落で思わず、えっ。魚のパスティラは、鳩や鶏のパスティラと違って甘くないし、なんと品の良いお味。朝食がこれまた素晴らしい。夕刻、宿に戻って、パティオのカウンターバーでカサブランカ・ビール、カクテル・・・。

パティオに面したのラウンジにあるPCでネットもできるし、ここはホットゾーンになっているので持参の無線LAN対応PCも使える。

旧市街のメディナの中でも、ブー・ジュルード門や目抜き通りにも近くて立地も良し。メディナの外に宿を取るには、昼間と一味違う夕刻、地元民で賑わうメディナの表情は捨て難い。

ルタール・ガイド モロッコ版にも、モロッコ・魅惑の宿ガイドにも載っている。滞在中、日本人客にも数組会ったので、日本でもたぶん紹介されているはず。 

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2007/1/3

もうちょっとだけ鱒  分類なし
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イフレンから数十キロの養魚場まで、運転手さんが何度も道を尋ねながら辿り着く。で、
いました、いました・・・。

9割がたがレインボートラウト。それに、ブラウントラウトにアグアボニータ。レインボーは、チビから70〜80センチの巨魚まで。巨魚は、身がしまってスタイルの良いモデルさんのような虹鱒たち。大きめの成魚は、近づくとすごい速さでぐるぐると泳ぎ回る(で、撮れず)。巨魚は密度の低い水槽にはいっていて、これならヒレピン美人に。ブラウンは野生とのことで、土着、地元原産の意?アグアボニータについては、truite dorée(金の鱒)と呼んでいた。フランスでもGoldenの呼称あり。

元気でキレイなモロッコのトラウトに会わせてくれた運転手さんに、感謝。

釣り用に放流したり、食用にしたり、だそうだ。釣りは川の他に、止水もあるらしく、しかしこちらも期間限定で1年中釣れるわけではないらしい。いずれの場合も、釣り許可証が必要。

何かにつけあちこちで聞いた話を総合すると、フェスから日帰りで釣りに行くのは多分に困難な模様。(1時間60キロくらいしか進めない。幹線道路の舗装は悪くないが、各1車線。制限速度の低いところも多く、車自体もスピードが出ない。車をハイヤーするとベコベコのベンツが来る。ことごとく修理を重ねてきた様子で、中身はたぶんオリジナルの部品は残っていない。山中は、4輪駆動でないと無理という複数意見に納得がいく。)

フライフィッシングを始めてライフスタイルがややワイルド化した私であるが、就寝前に首まで湯舟につからないと眠れないのは相変わらず。日帰り困難となると、野営テント(ライオンは絶滅したそうだが・・・)はもとより、だし、周辺の宿泊施設で我々基準の清潔な風呂桶を確保するのもなかなか大変そう(フェズでさえ、高級宿泊施設を除いて困難な様子)?それでも、今度は釣りで来たいな・・・なんて、誘惑のモロッコはアトラス山脈。

後からネットで見ると、ツアーでアトラス越えのモロッコ旅行をした人など、結構、鱒料理を賞味されている。

アトラスで鱒釣りをしたという方、これから計画という方、ご経験や情報をお寄せいただけることがありましたら、深謝です。
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2007/1/2

やはり気になる・・・、で、ちょっとだけ鱒  分類なし
ヨーロッパから南方は、休暇でマデイラ島(ポルトガル)、カナリー諸島(スペイン)までは下りてきたことがあるのだが、アフリカ大陸は初上陸。やってきたフェズは、地図を見るとマデイラやカナリー諸島と緯度はほぼ同じ及びより高く、日中の陽射しはジリジリだが、気温はパリあたりとそう変わらない。

モロッコには鱒釣りにきたわけではなく、鱒釣りの調査に来たわけでもなく、一度は訪れたいとかねてより思い、しかしアラブ世界が不安定だったりなんだりで何度か見送り、今年の冬休みは暖かいところがいいなと思案していたところ、タイミング良く提起されたモロッコ・ヴァカンス案に乗った。

当然、釣りができるかも事前調査したが、どうも冬は禁漁。

が、着いてみれば、やはり鱒が気になる・・・。フェズでは郊外へも何度か出かけたのだが、うち1日は、鱒の磁力で南西のアトラス山脈方面へ。

宿を通じて頼んだ運転手が車でいろいろ案内してくれる。この方面、観光の見どころはそうない中、ベルベル人の洞窟のお宅拝見がなかなか。ベルベルの装束に身を包んだ生粋のベルベル人に一度お会いしたいと思っていた。今では、もともとあった洞窟住居の前面にコンクリの近代建築をかぶせた住居が大勢で、洞窟だけのままにしてある家は稀だそう。で、役所がこの純正洞窟住居を観光客の訪問用に指定しており、これはいつか北京で輪タクによる胡同(フートン)巡りの際にお宅拝見をしたのと同様の設定である。住人が、お茶を出してくれるのも同じ。そして暮らしぶりにも共通点。茶の間の真ん中にドンとテレビがある。代替の娯楽や文化活動が不足すると、洋の東西を問わずこうなる。

クリックすると元のサイズで表示しますさて、そうこうするうち、宿でも鱒、鱒と騒いだせいか、宿から運転手に電話がはいり、昼食はイフレンの鱒を出すレストランへという指示が出たらしい。そこで、鱒のホイル包み焼きをいただき、店のあちこちに鱒の意匠がめぐらされているのを見てなんだか浮かれ気分となり、「生きた鱒が見たい!」との大胆発言に至る。野生の鱒がいるのは、4輪駆動モノのもっと山奥らしいのだが・・・。すると、野生は無理でも、運転手が養魚場に連れて行ってくれると言う。

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