2008/2/21

パリの歩き方 5 スリ  旅便利帳 Travel Tips
尚、スリにあっても駅員は何もしてくれない。RERでのスリ受難時には、次の駅まで犯人はまだ車中にいるはずで、捕まえられそうなのに連絡してくれるわけでもない。その駅員がどういうヤツだった?と聞くので説明したら、ああ、そりゃあ有名な常習犯だな、で終わり。

警察で盗難を届け、電話を借りてクレジットカードを止めた。1箇所に通報すると予め登録してあるカード会社全てに即時通知してくれる保険にはいっていた。こちらが大変なことになっている時だから、これは助かった。

ロンドンに戻って(当時ロンドンに住んでいたので)周囲にえらい目にあったと話すと、保険請求を勧められた。残る被害は財布と現金でほぼ全てだし?と思ったが、なるほど調べてみると住宅および家財の損害保険で旅行中の事故まで付保されていた。フランスの警察でくれた紙と一緒に請求したら、財布の再購入相当額だけでなく盗られた現金分まで戻ってきて、結局、免責金額以外、実害は免れたことになる。保険はやっぱりロンドンだ!

ついでにスリ、もう1題。地下鉄でも一度スリにあったことがある。自動改札機の通過時に若い女性2人組に前後挟まれる。後になってのみ込んだその時の状況は、私の前に先に改札機を通った一人は、実は使用済みの切符を入れている。直ぐに続いて私が切符を入れるから、彼女は私の切符で入場できるが、私はブロックされる。もう一人が後ろから、もっと強く(改札機のバーを)押しなさい、とか言って後ろからぐいぐい押してきて、その間に盗む。

この時は、私が故障だと早々に諦めて戻ろうと振り返ったため、後ろの一人が私の財布を手に持っているところを発見。咄嗟にもぎ取って取り返し実害はなかったが、2人組は改札をジャンプで乗り越え、脱兎のごとく地下鉄内に消えていった。身なり良く、お嬢さんぽい感じさえする金髪パリジェンヌ風、というのにも驚いた。人は外見ではないとあらためて知る。手口やすばしっこさから見ても、プロだろう。というか、プロだからこその装いだったのだろう。すぐ傍の窓口に通報したら、あーら、物盗りなんていっぱいいるんだから気をつけなきゃだめよ〜、と言われて終わり。

尚、だからパリの自動改札は、直前に誰もいないか、前の人が改札機を通過し中にはいったのを見届けてから、自分の切符を入れたほうが良い。

そういうわけで、私の限られた経験から推すと、スリはぐいぐい押してくる。ぐいぐい押す口実をつくって、どさくさに紛れて盗むという手口。だから、妙に押してくるなと思ったら、スリではないかと疑うべき。

続く…。
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2008/2/19

パリの歩き方 3 地下鉄  旅便利帳 Travel Tips
それで自分はバス派なのではあるが、パリの地下鉄はやはり良くできていると思う。路線図や乗換表示が見やすい、わかりやすい。旅行者の利用が多いのも頷ける。14号線を除いて、ホームが浅いところにあり近い場所への移動にも気軽に利用できる。所要時間が読よみやすい。パリ市内でも比較的長距離の移動には、やはり威力を発揮する。各駅間は東京やロンドンの地下鉄に比して距離が短いので、パリ市街中心部なら、目的地の最寄り駅から徒歩5分以上ということはあまりないだろう。

レトロなパリの地下鉄は、あちこちの駅で改装が繰り返される今でも、フランソワ・トリュフォーの映画「終電車」の頃の面影をまだまだ留めているし、改装駅にもパリらしさ、駅周辺の個性の訴求が感じられる。

かつて、日が暮れてからは地下鉄には乗らないほうが良い、少なくとも乗り換えは避け、地下鉄から出るまで人の群れから取り残されてはいけない、とパリジャン達に教えられた。当時、ひったくりも時々見かけた。車両に乗ってくる人のバッグを、降りる際のすれ違いざまにひったくり、乗り換え通路などに走り去る。今では、市街中心部の治安は以前に比し良くはなっているような気がするが、それでも地下鉄に限らず、バスでもどこでもパリでは常に緊張維持を。

地下鉄の切符、回数券は、バスと共通。navigoと称する共通パスも在住者用、旅行者用があり、バス、地下鉄の他にも使えるらしい。が、細かく調べたことはないが、ヘビーユーザーでないと元が取れなさそうな気はする。
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2008/2/15

パリの歩き方 2 バス  旅便利帳 Travel Tips
次に好きなのが、バス。

バスというと、日本では、電車、地下鉄が走っていないところ、駅から遠いところに行くのにバス、遅いけれど、という感覚があるのではないだろうか? しかし、パリでは地下鉄よりバス、場合によってはタクシーよりもバス、と敢えて言いたい。

現在のパリは、主要道路にはバス・タクシーなどの旅客運輸業および公共サービス車両のための専用車線が設けられていて、バスもスーイスイ。専用車線が無かった頃、一方通行だらけのパリは右岸アポから左岸アポへの混雑時移動にタクシーで1時間近くかかった、などというのは昔の話。

パリ・ペリフェリック(環状線自動車道)内、特にセーヌ川沿いの区を行ったり来たりするのには、便利な路線がたくさんある。パリは一方通行が多い、のではなく、原則が一方通行で例外が対面走行と考えたほうが良いのだが、専用レーンは一方通行を逆にはいれる場合も多くて”近道“を行ける。地下鉄で乗り換えるくらいなら、バスのほうが速いことも良くある。

主要バス停では待ち時間予告が掲示されるので、利用するべきか、タクシーか地下鉄か、判断しやすい。市街中心部ではサービスの頻度も高く、たいがいはすぐ来る。

ついでに、主要バス停の、風雨遮断スクリーンは良くできていて、日本のバス停とは快適度が違い、雨模様でも苦にならない。明確な路線図やバス停名表示があり、地下鉄同様、ガイジン旅行者にも利用がしやすくなっている。

乗り込めば、気に入っているのが、開放感のある大きな窓。普通車より目線が高く、パリの景観が楽しめる。

ラッシュ時には、タクシーより早いくらい。というのは、まずはタクシーが見つからないから。実際、「タクシーが来ないからバスで来た」というのは、良くある話。それに、ラッシュ時は、バス・タクシー専用レーンは1車線だからタクシーはバスを追い越せず、一般レーンに出ればもっと遅くなるので、結局バスの後ろをついて行く。

一方、私はと言えば、ロンドンでIRA爆弾テロ多発の頃、乗車中の地下鉄が突然加速しだしたかと思うと何駅も素っ飛ばした挙句、今度は全員降ろされ、今すぐ避難を…とのアナウンスが繰り返される中、ロンドンのあの深い地下鉄駅の階段を地上まで駆け上がる、というのを2度体験してからは、地下に潜るのはいよいよ苦手。できれば地下鉄よりバスに乗りたい。

パリのバスは、地下鉄と共通の回数券で乗れる。
関連書籍

似たような地図がいろいろある中、私が現在いちばん重宝しているパリの地図はこれ。バスの路線がどの通りを通っているか、さらに各停留所の位置まで出ている。情報満載なのに、見やすい。

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2008/2/14

パリの歩き方  旅便利帳 Travel Tips
というほどのものではないが、パリの街歩きと交通手段について。

歩いて巡るのにこれほど適した国際都市はないのではないか。パリは、東京、ロンドンなどの他の国際都市と比してとても小さい。20区から成るパリ市の面積は105.4㎢、ブローニュの森とヴァンセンヌの森を除けば86.9㎢。観光旅行者や日本人居住者が用があって徘徊するような区域、日本のテレビで中継されるような典型的なパリの街並みの続くエリアとなると、東京の世田谷区程度の広さといわれる(世田谷区の面積は、58.1㎢)。

私がパリの小ささに気付いたのは、友人パリジェンヌの勧めにしたがってセーヌ川沿いを散歩したかつてのパリ旅行中だった。「アルマ橋Pont d’Alma(8区、西側)からマレMarais(4区、東側)の辺りまで、セーヌ河畔を歩いてみたら? え、歩ける距離? 実際やってみると、彼女の言った通り、ゆるゆるぶらぶら散歩しながらでも小一時間でパリの市街地部分を通り抜ける。

そういうわけで、パリはまず歩くのが一番。現当地滞在も、公私共にかなりの用が歩いて済んでしまう。悪天候でなく、重い荷物も無ければ、歩く。街歩きがそのまま最高のパリ観光。

但し、気をつけねばならないのは、道は平行に走ったり垂直に交ったりしていないし、区画はしばしば四角ではない。第二帝政の時代にナポレオン3世の命で整備(パリ改造)された大通りでさえ放射線志向。凱旋門あたりなどは道が弧を描いていて、勘にもとづいて適当に曲がり続けたりすると、あれ、さっき通ったところに戻ってしまった、などというシュールなことになったりする(方向音痴ではない、念のため)。そしてパリ改造前の中世に遡る路地裏ともなると…。1本隣りの道も、“ほぼ”平行に走っていると思うのはまだまだ間違い。ふと気付くと目的地から離れている。

初めての場所は、地図必携。でも、面白い。“直角”不在の通りや建物を眺めていると、フランス人の頭の配線が見えてくる? 今でも、フランス人(と)は頭の配線がやはり違うと納得する毎日。

続く…。
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似たような地図がいろいろある中、私が現在いちばん重宝しているパリの地図はこれ。

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2008/2/7

フライフィッシングのフランス語 [52] ボートで釣る  FFフランス語 FF French
フランス語には、船と言うのに(un) bateauバトーという単語があり、どんな船を言うのにも広く使われ通じるが、釣りで使う1-2人乗りのボートを言うのには、

(une) barque バルク

という単語があり良く使われている。

舟に乗る prendre une barque プランドル・ユンヌ・バルク
舟を予約する reserver une barque レゼルヴェ・ユンヌ・バルク
舟で釣る pêcher en barque ペシェ・アン・バルク

櫓は、

(une) rame ラム。

櫓で漕ぐという動詞は、

ramer ラメ。

アンカーは、

(une) ancre アンクル。

モーターは、

(un) moteur モトゥール。

シャトーティエリ近くのフィールドのボートのモーターはとても静かで、低速走行も滑らかで感心している。

慎重な私は、

(un) gilet de sauvetage ジレ・ド・ソヴタージュ、

救命胴衣を着けて乗り込む。

* 私は、ネイティブ・スピーカーではないので、フランスで釣りをしたり釣り情報を集めながら、なるほどこう言うのか、と理解した単語、表現を挙げていきます。それは違う、他にもこういう言い方がある、などのご指摘があれば是非コメントください。
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2008/2/7

パリ郊外 Château-Thierry近く [30]   管理釣り場 FF Fields 1
そして2尾目。ファイトの見え隠れする背びれの立派さに期待が高まる。今度は40センチ超の美形レインボー。

さらに3尾目。これはもっと大きい。こういうファイトがしたかったというやり取りをたっぷりして揚げると50センチ超のレインボートラウト。全身に紋様が広がって、腹はピンクではなくオレンジを帯びている。ウツクシー、と思ったが、カメラ電池切れに気づく。

4尾目は、サイズは40センチ超に下がったが、これまた美形、で大満足。

何より驚くのは、どれも突進するようにフライに喰ってかかってくる。ランディングしたのは4匹だが、他にもフライごと持って行かれたのがある。さすがに売りものフライだ。自作フライとは出来が違う、ということか。こんなの巻けるようになりたい(が、こんなほっそりと華奢で美しいのを巻くのは自信ない)。そして、この寒いのに、皆、なんと力強いファイトをするのだろう。そう言えば、サーモンだって寒いところの魚だったな、と思う。

あまり動かしては釣れないのがやや躊躇する一因でもあったが、しかし、この「突如、ガン!、オオッ」は結構病みつきになりそうな。

続く…。
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2008/2/6

パリ郊外 Château-Thierry近く [29]   管理釣り場 FF Fields 1
そこに居るのはわかっているんだ。さあさ、出ておいで。すると数投目にヒット。ガッツンという手ごたえに続いて、グングンとファイト。おお、これは大きい。胸がバックンバックン。1週間の思いが報われる…、と思ったのに。ア、アミ…。と振り返った途端に、バレた。

教訓。ランディングネットの心配など、最後の最後で良い。まずは、やり取りをツメ切ること。

仕切り直して、救命胴衣をつけ出船。この寒さで水に落ちたら、泳げるとか泳げないとかより心臓マヒだなと思うが。岸からはアクセスの難しい葦際をボートから狙う。見渡す限り、釣れていない。そんな中でも、遂にヒット。この上なく嬉しい。浮世の憂さばらしにフライフィッシングなどと言っていたのが、この1週間、フライフィッシングが浮世に憂さをもたらすような本末顛倒なことにさえなっていたのである。

引きもよろしい。ファイトには若々しさを感じたが、丁寧に寄せると40センチ近くあるレインボー。周囲の視線を感じる。一番乗り釣果で英雄気分だ。

続く…。
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2008/2/6

パリ郊外 Château-Thierry近く [28]    管理釣り場 FF Fields 1
出陣準備をしていると、次々と他のアングラー達が到着。寒いが陽は射している。

本日は、キロノム(ユスリカラーバ、ミッジラーバ)で釣り始める。

先週は、まず自作フライを、なんてやっていて失敗した。その前に自作のヘアーズイヤーニンフで結構釣れたから、いい気になって更に創作ニンフをいろいろつくってみたのだった、が大はずれ。せっかく、フィールド入口の管理事務所で薦めてもらい購入したキロノムを試さぬまま、終わってしまったのである。(わざわざキロノムと呼ぶのは、私が使ったり巻いたことのあるラーバフライに比して、ここで買ったフライやフランスのメディアでよく見かけるユスリカラーバは大変繊細でゲージツ的で特異に思われるからである。)その先週、厳しい条件下で皆、釣れていなかった。しかし、終に、すぐ傍で声があがった。

10分以上のファイトを経て揚がってきたレインボートラウトは、50センチ超の美形。咥えていたのは、キロノムだった。後悔と惜念。そしてあの無活性状態の中で、こんなに細身で華奢なキロノムに、こんなに大きくてファイト満々のトラウトが飛びついたという現実に唖然とした。

あんなの釣れるのか。低温、低活性下では、釣れても比較的容易に寄せられる若魚くらいが良いところと思ったのは、大間違いだった。当然、自分もキロノムを試してみたくなったのだが、帰途につかねばならなかった。不完全燃焼感が1週間、尾を引いた。

そこで今回は最初からキロノム。岸から。活性ゼロ、気配ゼロ。それでも、たった1回と言ってよいほどの例外的モジリを発見。

続く…。
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2008/2/6

パリ郊外 Château-Thierry近く [27]    管理釣り場 FF Fields 1
またまた、パリ郊外シャトーティエリ近くのフライフィッシング専用管理釣り場に、しかも2日続けて行った。天気予報では、雨は降らないが気温は低く、朝夕零下、最高気温は5℃に及ばず、しかも日々少しずつ下降と、かなり厳しいものを感じる。

しかし、行かねばならなかった。1週間前にBをくらっていた。同様な天候条件、いや今回より少しマシなくらいであったが、Bの覚悟もあった。西山徹 著の「イワナが笑った」(これ面白い)を読んでいたら、釣り師は釣れなかった話は語りたがらない人が多い、というようなことが書いてある。

問題は“負け方”であった。今年のテーマは丁寧な釣り、などと言った先から、読みの全く間違った、また制御困難とは言えロジスティクス上も納得のいかない釣り(詳細を述べると個人攻撃になるので止めておく。ついでに、もともとこの日記では、どんどん書いてよと言う1の師匠、自称出たがりの2の師匠、それに職業人としての人物以外、リアル世界の人物を特定して描かないようになるべくしている。秘かな愉しみに、書く書かないとかどう書いたとか始まると面倒くさいので。)をしてしまい、憂鬱な1週間であった。シャルル・リッツの一気読みをしたのも、鬱積の反動であったかもしれぬ。

悶々とする一方で、シャルル・リッツに煽られたこともあり、今度は絶対に釣ってやる、釣らねばならぬ、とウツなりに気持ちが変化していった。

さて今回フィールドに着くと、やはり零下。8時半で一番乗り。あと10人ほど予約がはいっていると言う。

続く…。
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イワナが笑った 西山 徹 著

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2008/2/4

フライフィッシングのフランス語 [51] ファイト   FFフランス語 FF French
フランス語でも、良く引く魚、ファイトの凄い魚は“闘争的”と形容する。

Combatif,ve コンバティフ(ヴ)。主語がマスtruite(女性名詞)なら、combative。主語がサケsaumonなら(男性名詞)なら、combatif。

名詞ファイトは、
(le) combatコンバ。

大変 combativeなマスが釣れたので。
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