2008/10/6

コルシカで釣りたい [6]   泊 Accommodation
クリックすると元のサイズで表示しますコルシカの記録の最後に宿。

この度のコルシカ巡りで滞在した宿はホテルとシャンブルドット、1軒を除いてどこもハード面、ソフト面共に至極快適な宿であったが、その中でも最も気に入ったのは2軒、共にシャンブルドットだった。

Osteria di l'Orta
オステリア・ディ・ロルタ(Corteコルテ)

写真はこの宿の犬、コルシカ原産種だそう。耳とか手とかが独特でソヴァージュな感じだが、とても温厚で無表情ながら人懐っこい。いつもぼーっとしていると思ったら、夜遅く帰った日には遠くから吠えた渋い奴。

A Mandria
アマンドリア(Muratoムラト)

前者のコルテの宿には、ターブルドット(夕食)のオプションあり、その美味しかったこと。リッチなlégumes farcis'野菜のファルシ(肉詰め)を思うと今でも垂唾。テーブルワイン(勿論、コルシカワイン)とも良く合っていた。宿での夕食を強要しないし、勧誘もしない。こういうところに限って美味しいものだ。

後者のムラトの宿は、ターブルドットはないが、或る日ムラトの名所サンミケーレ教会前に巡回ピザ売りスタンド(バン)が出ており夕食時に出前してくれるというサービス見つけ、宿のテラスでアルティザナなピザを賞味。

ムラトでは、村はずれにある評判のレストランも攻略(レストランリストに加筆済み)。遠回りしてでも行きたい店であるが、遠回りしないと行けない店でもあり。ホントにこの道でいいのかね…、とおそるおそる登って行くと遂に人家の灯り。そして突然車ズラリの満員御礼状態。島への出発前から予約して、絶対行ってやるとの気合いいれていった。それでも全く期待を裏切らず。

コルシカ島へのアクセスは、パリから飛行機、または南仏からフェリー、が常道なのはパリジャンやフランス人にとって。距離的にはイタリアのほうが近い(飛行機やフェリーもイタリアからのほうが概して安いらしい)。 

0

2008/4/15

番外 日本のフィールド釣行 白河・レジーナの森 4   泊 Accommodation
4,5日前に予約して取れたのはラッキーだったようで、行ってみるとヴィラタイプのコテージのアトリオはほぼ満室だったのではないか。別にドームタイプの宿泊施設があって、こちらは最近できたものらしい。ユニークと言えばユニーク、そうフォトジェニックでない造作だが、現場で中を覗いてみると、次はここに泊まってみるかも。

コテージのほうは、フツーな感じがくつろげ、疑似別荘ライフのエッセンスもあり、ここで無目的にゴロゴロすること自体、楽しい。目の前の人造湖はワイルドな自然の醍醐味にはやや欠けるとは言え、何より、寝床から出て50歩〜100歩も歩けば、釣りができるというのはスバラシイ。ピレネーのような釣りは、もうあと何回できるかわからない。そんな釣りができなくなっても、いろいろな釣りの思い出に耽りながらこんなところで竿を振るのも悪くない。

一方、和食処 板小屋から見える板小屋川。ゴミひとつなく、蛇行する澄んだ流れが絵になっている。竿を出したくなる風情だが、ここは釣りは禁止、が、敷地外のこの川で釣りができるところがあるらしい。4月解禁で、釣り券はレジーナの森の入口のコンビニで買えるそう。和食処から見た渓相では、短い竿が要る感じでフライでどこまでいけるか。

夕食はバイキング。小さな子供がいる家族連れがたくさん。最初ちょっと引いたが、奇声をあげたり駆けまくったりする子供もおらず、ワイワイガヤガヤと楽しく。

食事は、値段相応の質的満足感は十分、であるが、私が感動したのは地酒!そう言えば、近年気に入って時々飲んでいる大七 生酛(きもと)は福島の酒であった。

いろいろ選べる中、今回は1合瓶のある寿々ナントカいうのにしてみると…、これがウマイ。コクのあるしっかりしたボディがわたし好み。瓶がきれいだったので持ち帰りたかったのだが、忘れてしまった…。このお酒、また会いたい。

思ったよりすることがいろいろある。温泉は何度もはいれるし、ウォーキングもしたかったけれど今回はあっという間に時間が過ぎて出来なかった。温泉は水着ではいれるガーデンSPAというのもある。サイクリングやテニスも敷地内でできるらしい。釣りをすることによって家族を敵にまわしそうな予感がするなら、たまにはこういうところに誘って懐柔するというのも手だ。ついでに釣りを教えて味方を増やそう。

整地されたリゾートの中でつくりものの自然の感は否めないが、小さい子供がいたり逆におひとり様であったりすれば、保護されて安心の環境でくつろげるのはそれはそれで意義深い。

白河の人たちの人柄を感じた。プロに徹するとかいう意味でなく、自然に身についた心遣いを感じる。こういうところに来て初めて、いかに自分も周囲の人間も日々テンションの中で暮らしているかを感じる。短絡かもしれないけれど、青少年や若者の荒廃した心が引き起こす犯罪が目につく今日この頃、こういう土地で子供を育てたら、すくすく、のびのびと良い子が育つのではないかと思ったりもした次第。
0

2007/9/11

フランシュコンテ Nans-Sous-Sainte-Anne ナンスサンタンヌの宿  泊 Accommodation
今回のフランシュコンテの宿は、Nans-sous-Sainte-Anneナン・ス・サンタンヌの4エピのシャンブル・ドット。この村は、初めてフランシュコンテにやって来た際に通りかかって、おやっと目を奪われたしっとり系の美景の村。小さなチーズ工房で買ったコンテチーズとヴァンジョーヌの美味しさは今でも覚えている

シャンブルドットのオーナーは、米国、テキサス出身の画家夫妻。フランスの館でありながら、どこかアメリカの香り。そんな中にコンテンポラリーな額絵が随所に配され、独自の空間がつくられている。隙のないインテリアは夫人の手によるもの。油絵がある家はどこか温かい。リビングルームやゲーム室など、宿泊滞在者のための共有スペースがぞんぶんに取られている。

ご推薦の4キロ離れた村のレストラン(次稿、後述)が素晴らしかったので食通だろうとは思ったが、朝、身支度をしていると、部屋のある2階まで香ばしいパンの香りが昇ってきた。果たして、朝食が美味し過ぎて立ち去り難い。やや遅れて出発。あの朝食をいただくためだけでもこの宿を訪れる価値あるというもの。

A l'Ombre du Château

ブザンソンから約60キロ、車で1時間。ルー川の上中流域のフィッシングフィールドからは、半時間前後。ルー川の支流、リゾン川の源泉の直ぐ近くにあって、源泉までの散歩道が良いらしいので、次の機会には是非にと思う。
0

2007/7/13

ラングドック・ルシヨン地方 ピレネー・カタラン [7] 宿    泊 Accommodation
宿について。Les Bones Horesは、ベーシックながらチャーミングな山の宿。立地からいって当然、宿泊客はトレッキングや釣りの山遊びの人々ばかり、で満室。英語圏客も数組見かけ、若いスタッフが英語で対応。スタッフは皆、気持ちよく、マダムは淡々と親切。フライフィッシングガイドのHervé THOMASさんにお礼を言うと、私のクライアントにこの宿について不満を言った人はいない、と言うとおり。

必要なものはしっかりあり、不必要なおまけをベタベタくっつけない、こういう宿は私の好みである。したがって、部屋の浴室には液体石鹸以外、アメニティの類はない。ヒーターは良く効く。浴室にはタイマー付き(こういうムダの無さがまたいい)のエクストラの強力ヒーターもある。熱いお湯が出るまで多少時間がかかるが、バスタブもある。掃除が行き届いている。壁の数箇所に塗料でちょこっと花のイラストが施してある。お金をかけずに、でも、もてなしたい気持ちが伝わる。

ホテル部分以外に、フランス語でドルトワールdortoirと称する宿泊設備があり(寮のことを言ったりもする)、多人数で大きな寝室やバストイレを共有する。ホテルもリーズナブルだが、こちらはもっともっと安い。

シンプルな客室に対し、バー及びレストランはテイストフルでチャーミング。アンティークな木製スキー具などが飾られていて、レストランの奥の壁面をくり抜いたグリルに火がはいっている。シブイ。夕食には、ソーセージや肉のグリルの盛り合わせを同じラングドック・ルシヨン地方のワインでいただいた。こんな良い炭火の香りは、久しぶり。

おまけのエピソード。ここの宿、ネットで旅の予習をしていて、へえと言う情報にいきあたった。http://eric.hurtebis.chez-alice.fr/llivia.htmによると、この直ぐ近くにスペインの飛び地領Lliviaリーヴィアがあり、この宿のある土地はリーヴィアのそのまた飛び地領であり、したがってスペイン領。一方、この宿はフォンロムFont-Romeu(近くのフランスの町)が建設したもので、いろいろもめた結果、2030年にリーヴィアの町に帰する予定なのだそうだ。彼のサイト→リーヴィアのオフィシャルサイトによれば、我々が釣行したあたりもスペイン領ということ? 彼のサイトhttp://eric.hurtebis.chez-alice.fr/eric.htm は、他にもスペイン国境の里、セルダーニュCerdagne一帯の深い情報が満載。
0

2007/6/5

フランシュコンテ地方 ルー川 La Loue [8] 宿  泊 Accommodation
当初、以前に通りがかってマークしていたルー川沿いホテル、Truite d’Orトルイット・ドールを試してみようと思ったのだが、釣行予定日の5週間前の時点で満室。電話応対のマダムに、それは残念、と悲しそうに呟くと、同じ村に評判の良いシャンブルドットがあるのでトライしてみては、と紹介してくれたのが今回のシャンブルドット。それにしても親切な。親戚というわけでもなさそうである。

泊まったのは、ルー川を臨むZen(禅)と名づけられた部屋。あくまでもフランス風の禅なのだけれど(日本の禅とは違うかも)・・・、と宿のマダムが心配そうに、案内してくれた。

バンブー柄のカーテン、東洋のテイストで描かれた野鳥の水彩画。ちゃぶ台イメージのテーブルに、座布団イメージのクッション。床は畳イメージのカーペット(素材名は、日英仏名不明でわかったら後日)。なるほど。湯沸しポットとティーバッグも用意してくれてあり、すっかり落ち着く。妙に落ち着く。自分の家より落ち着く?

この宿のあるルー渓谷、ロLodsの村は、フランスの美しき村にも選定されている。
0

2007/1/5

番外 フェス(モロッコ)の宿  泊 Accommodation
旧市街のメインゲート、ブー・ジュルード門Bab Bou Jeloudをはいって直ぐのカフェ、カスバLe Kasbahの2階テラスに陣取る。

眼下に繰り広げられる光景は、既に別世界度満点。ジェラバの尖ったフードがどこか怪しげなフェス市民。悲しそうな瞳が印象的な荷役のロバさん

余命僅かの羊が1頭、また1頭と“配送”されていく。それと知らずにお散歩気分のおめでたい者、ただならぬ気配を感じて必死の抵抗をする者。

クリックすると元のサイズで表示しますフェズの街でいちばん幸せそうな動物は、猫。陽だまりでうっとり。路端でゆったりお食事。塀をつたう猫をかまう地元民の笑顔もほころんでいる。一方、疎んじられ気味、たぶんに野良化して暗〜いのが犬。同じ動物でも、環境でこうも変わるのだな。

ブー・ジュルード門からタラア・セギーラTalaâ Seghira通りへ。メディナの奥深くに徐々に吸い込まれていく。と、モロッコ舞台の名画そのままの喧騒と混沌の空間が広がる。このメディナ、東西、南北、1〜2キロ程度なのだが、そこに、な、なんと50万人が住んでいるという・・・。


メディナ巡りの詳細観光情報は旅行ガイドにお任せして、この度のお宿は卓越。で、アトラスでのフライフィッシイングのストップオーバー(夢?)にも、純粋な観光目的にもおすすめの宿。

リアド・フェスRiad Fès

リアドは、旧い邸宅を修復してつくった宿泊施設で、モロッコに行くなら絶対リアドと思っていた。リアドをひと言で説明しようとするなら、京都の旅館のイメージ(リアドの原義については、ルタール・ガイド モロッコ2006・2007年版のp.83参照)。当地の伝統建築を修復。部屋数は少なく10前後。いろいろなグレードがある。サービスは、至ってパーソナル。リアドののっぺりした外観からは内部に広がる世界を想像できず、ふらっと入るのには敷居が高い。但し、京都と違うのは、こういった建築を宿泊業に用いる伝統はモロッコ人の間にはない。ほとんどの場合フランス人がオーナー、というか、モロッコでフランス人が始めた宿泊システムらしい。

その中でもこのリアド・フェズは、ハード、ソフト共に、パーフェクションの極み。オフィシャルサイトを見ただけでも、オーナーの完璧主義が既に伝わってくる。現場もしかり。

クリックすると元のサイズで表示しますレストランも卓越。羊肉のタジンは、タジン鍋で出てくるスタンダードタイプと趣が異なり、味も体裁も誠にお洒落で思わず、えっ。魚のパスティラは、鳩や鶏のパスティラと違って甘くないし、なんと品の良いお味。朝食がこれまた素晴らしい。夕刻、宿に戻って、パティオのカウンターバーでカサブランカ・ビール、カクテル・・・。

パティオに面したのラウンジにあるPCでネットもできるし、ここはホットゾーンになっているので持参の無線LAN対応PCも使える。

旧市街のメディナの中でも、ブー・ジュルード門や目抜き通りにも近くて立地も良し。メディナの外に宿を取るには、昼間と一味違う夕刻、地元民で賑わうメディナの表情は捨て難い。

ルタール・ガイド モロッコ版にも、モロッコ・魅惑の宿ガイドにも載っている。滞在中、日本人客にも数組会ったので、日本でもたぶん紹介されているはず。 

0

2005/9/2

ロゼール タルン川 Le Tarn [12] 宿 補足   泊 Accommodation
ホテルの前は、こじんまりとしたプライベートビーチ。ちょうどプール状になっているので、昼は泳ぐに良し、朝晩は釣るのにもまた良し、といったような地形。片隅にデッキチェアが10台くらい並んでおり、昼間寝そべっていると、カヌー、カヤックがビシビシと目の前を通過したりする。

ホテル所有のカヌーが繋いであるので借用し、生まれて初めてカヌーなるものにも手を出してみた。最初は呼吸がつかめず、ヘンな東洋人がグルグル回っていると思った人もいたに違いないが、フランスの居心地良いところは、他人への無関心。目をツリアゲル人はいない。そのうち少しずつ前へ進めるようになり、ホテルの前を行ったり来たり。良い運動となった。

やっと、周辺の話へ・・・。
0

2005/9/1

ロゼール タルン川 Le Tarn [9] 宿  泊 Accommodation
宿は、タルン峡谷の入り口にあたるロジエRozier・ペイルローPeyreleauの町はずれにとった。タルン川とジョント川の合流点近く、ジョント川を挟み北側と南側でロジエとペイルローに分かれている。町はずれのタルン川沿いにあるこのホテルGrand Hotel de la Muse et du Rozier(★★★)は、ロゼール県をぎりぎりはずれ、住所は隣県のアヴェイロンAveyronになる。

いくつか気にいった点があって、ここを選んだ。ホテルのオフィシャルサイトを覗くと、全室リバービュー、プールの他に川辺にプライベート・ビーチなるものあり、カクテルバーやラウンジで一杯やれる。そして、夕刻などはホテル前で竿をだすこともできる・・・、というのがもちろん決定打。

当然、朝と晩にトライしてみたものの結果はボウズ。鱒はいる。実際に現場を見てみれば、確かにハイ・シーズンにここで釣るのは簡単でない。泳ぐ人(泳ぐというより水浴び)あり、カヌー、カヤックあり、で朝晩の人気がない時間帯であってもこの時期それなりに鱒は高ぶっているだろう。それでも腕のある人なら釣れるのだろう、と思うと・・・。もしくは、やはり6月以前に来ればかなり状況は違うのではないか。たまに、鱒がすぐそこまで冷やかしに来たりして、複雑な気持ちでもあった。

釣れなかったけれども、朝早く静まり返ったタルヌ川に少しだけ立ちこんでロッドを振るのはこの上なく気持ちよかった。(フランス人の朝は概して遅い、これは何かと助かる。)

同じタルン川でも、アヴェイロン県で釣るには同県の遊漁券が要るようだが(ロゼールの遊漁券とは別に)ホテル前は不要、フランスの釣り許可証は必要。

他にいろいろ、続く・・・。
0

2005/8/21

ラッセル (Lascelle) [7] 宿  泊 Accommodation
フライフィッシング専用管理釣り場の宿としてこれ以上のロケーションは望めない?部屋から出て1分以内に、目の前に広がる澄んだ湖で竿を振ることができる。部屋は、シンプルでコンパクト、清潔で快適。

他に、家族客や長期滞在者向けにキッチン付きシャレー(2階建てバンガロー)もあり、同様に目の前が湖。夕刻、鍋底をカーンカーンとたたいての夕食の知らせが響くと、釣り人が竿を納めてシャレーに戻っていく様子がレストランのテラスから窺えた。

オフィシャルサイトはこちら。(尚、サイトにあるフライフィッシング・レッスンは、現在は行っていないいないとのこと。湖の釣り方を教えてもらいたかったので、残念。)

管理釣り場となっている湖自体の名前は、Résevoir de Jordanneというらしい。普段はフローティングラインの釣りが原則のようだが、訪問当日は冷え込んで鱒たちはかなり深いところにいるということでシンキングライン使用可であった。Lac des Gravesの名称は、宿泊施設、馬場、アドヴェンチャー施設を含む総称だ。オーリヤックからの路上看板もこの名称で出ている。
0

2005/6/2

オルナン(Ornans) [6] 宿  泊 Accommodation
宿は、ルー川沿いにフライフィッシング専用の渓流釣り場(2箇所)を所有し釣り宿として有名なオテル・ド・フランスHôtel de France (★★★)にとった。町で最も眺めの良い橋であるグラン・ポンが目の前。ヴァンサン・ファミリーの経営。クサヴィエとステファンは兄弟だろう。予約時に電話で話したのはクサヴィエとその父親だったが、既に兄弟がホテルの現場を取り仕切っている。モラルの高いサービスのおかげでとても気持ちの良い滞在ができた。ヴァンサン・ファミリーは、もちろんフライフィッシャーばかり。

建物の正面中央の空間をくぐるようにして進む。昔はここを馬が通ったのだろう。右手にホテルの受付がある。はっとするような礼儀正しい応対で迎えられた。ステファンだ。彼は英語を話す。左手、つまり受付の向かい側は、全面ガラス張りのキッチン。白衣姿の料理人数人がテキパキと仕事を進めている。建物裏手の駐車スペースには、フランス各地からの車の他にスイスやドイツのナンバープレートが並ぶ。

ホテルの至るところに釣りや鱒に因んだ装飾が施されている。グラン・ポン及びルー川を臨む部屋は建物正面、つまり道路側だ。交通量がそう多い道ではないが、静かさを求めるなら、宿泊棟は山側まで拡がっており、こちら側の違った趣きの眺めもなかなか良い。部屋数は、全部で25室。

ホテル内で食事をするのには、レストランとブラッスリーがある。ブラッスリーは、朝食及び昼食時のみ。レストランは、昼食時と夕食時の営業で、本格的なガストロノミを堪能できる。クサヴィエもキッチンに立って腕をふるう。

道路を隔てた向かい側の角に、ホテルのブティックがある。リネンや銀器などを扱うセンスの良いインテリア用品の店だ。木製の戸棚のひとつには、フライフィッシング用品(主にアクセサリーと消耗品)が並び、フライも売っている。

ホテルの私有フライフィッシング専用フィールドは人数制限もあり、ハイシーズンでも快適だろう。もちろん、ホテルの私有FFフィールド以外でも、オルナン周辺やドゥー県 Doubsの至るところで、FFが楽しめる。

ところで、前記事の オルナン[5] 魚 で、トルィット・ゼブレ Truite Zébrée の写真にリンクしたかったが、適当なものが見つからなかった。上記のホテルの私有フィールドの説明ページで、太い縦縞の半身を確認できる。

やる気がムンムン伝わってくる宿だった。

オルナン[7] ガストロノミ に続く・・・

**************
 お薦めの1冊

ルタール・ガイド 〜 フランシュ・コンテ地方版 
Le Guide du Routard Franche-Comté
 (フランス語)




フランス旅行のガイドブックは、ルタールがベストという結論。特に地方版。写真が無い活字と地図のみのガイドブック。フランス語だが、頑張って読んで後悔しない。過大評価、過小評価がない誠実な記述にいつも感心。日本のガイドブックではカバーしない何ということのない田舎の町までカバーしているのも魅力。身の丈の旅行スタイルということだろう。アウトドア派の旅にもちょうど良い温度。もう少しシックPlus Chic、とてもシックTrès Chicの項で紹介される宿やレストランは、今日はちょっと頑張ってみようかという時に使えるものも。田舎をドライブしながら、近くの町の情報をチェック、良さそうと思ったら、フラリ立ち寄ってみる。詳しい自動車用地図が必要なら、ミシュラン 道路マップがある。

0


AutoPage最新お知らせ