2008/12/10

パリの晩酌 [33] 新酒とにんにくソーセージ  食 Gastronomy
クリックすると元のサイズで表示します気がつくと、街はクリスマスになっていた。パリの晩秋はグレーのイメージだけれど、今年はいつになく雨多く、しかも雨脚がしっかりしているような。昨日は、みぞれまじりの雨が雪に。雨がちな天気と景気に沈鬱になりがちなパリジャンの表情も、あっ、雪だ、と窓辺に駆け寄り、明かりが灯ったような笑顔。

今日は晴れ。

世の中が暗いので釣行を自粛している、ということは全くないのであるが、身辺慌ただしく、行けていない。

そんな時こそタイイングだ、とも思うが、進む老眼にくじけ気味。

結局、食欲に向かう。2年にわたっての節制がわずかに功を奏した検診結果に、リバウンド気味で反省。

ボージョレヌーボーも美味しいけれど、新酒はボジョレだけではないよ。美味しくてまとめ買いした、アルデシュArdèche県のガメイのヴァン・プリムールvin primeur。

ツマミは、生のにんにくソーセージ。にんにくソーセージは、生とスモークしたのがある。フランス滞在で惣菜店や肉屋で買い求めるなら、saucisse à l'ail。生は、炙ってもおいしいよ。 

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2008/10/29

パリの晩酌 [32] 銀杏   食 Gastronomy
クリックすると元のサイズで表示しますフライパンで煎り塩をふるだけで、パリでチビリチビリの酒のツマミにもう一品、ぎんなん。

真空パックが一番重宝している。パリに持ち込むには、嵩張らないし軽い。

皮つきナマも一度やってみたけれど、日持ちして少しずつ使えるのは良いが、皮を剥くのが大変。しかも散らかるので、自分には手に負えず。缶詰は重い。

この景況で、外食好き、社交好きのパリジャン達もさすがに家食傾向が強まっているような。ランチ時、パン屋でサンドイッチの行列も長くなった。トレトゥール・アジアティックtraiteur asiatique(ファストフード”スシ”も売っていて、格安で外食できる中華総菜屋)も満席になっている店が何軒もあって、ぎょっ。ハンバーガーやフライドチキンの米系ファストフード店が進出しては撤退だった頃のパリとは、様変わりでもあり。 

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2008/10/14

パリ郊外 ドルディーヴDordives [19]    管理釣り場 FF Fields 1
9月は釣りは無理と最初から覚悟はしていたものの、それでも内心、禁漁にはいる前に1度くらいは何処かでなんとかならないかと釣り道具を携え彷徨い、結局やはり竿を出せなかったのは、やはり辛かった。

近々閉鎖してしまうかもしれぬパリ郊外ドルディヴのフライフィッシング専用管理釣り場。まだ同じオーナーのもとで営業中というので、ひと月以上に亘る禁欲生活でふらふらながら、すがる思いで出かける。

水の透明度は、前回より改善しているものの低い。

ぎょぎょっ。白鳥の大家族が水遊び。ここには白鳥のカップルが棲んでいたが、いつのまにか4,5羽増えている。

魚影確認できず。弱々しいリングが散見されるのは、湧き水だろうか。いや、あの鬱蒼とした藻の下にトラウトがいるはず。ニンフだのウェットだのやってみるが、反応なし。

気温が上がり、魚影が現れ始めた。ヘアーズイヤーフェザントテールをやってみると見には来る。追っても来る。が、食わない。自分でつくったニンフだからだろうか。

そうこうするうち、魚影は次々と潜っていってしまった…。

ああ、なんか今日は釣れない気がする。

俄かにしっかりとしたライズがそこここで始まり、狙うがゼンゼン食わない。

後から来たアングラーが一尾揚げた。でっか〜い。鰭も大きくてピンとしている。すごく嬉しそう。

ライズはは治まってしまった。

いいんだ、もう釣れなくっても…。

大きな魚影が目にはいり、狙ってみた。ちょうど藻が切れている辺りにいる。わざと、少し向こう側にフライを落とし、ズリズリと少し引っ張った後、そのまま動かさずにいた。まわり込んで見たりして、食うべきか、食わざるべきか、迷っている感じ。

神経戦。ここで焦ってはいけないと自分に言い聞かせ、さらに数秒こらえてからほんの心持ちズズズッと引いた。そしたら、食った〜〜。

しかし、フッキングが甘い感触。しっかり刺さるように、鱒の行く方向を見ながら何度かロッドを倒し直す。エネルギッシュに走ってくれる。しっかりフッキングもした気配。

うわあ、どっしり手応えあるやり取りの快感は久しぶり。

やっと取り込みを果たして、思わずバンザイ。

ランディングネットに納まるも、窮屈そうなムッチリ・レインボートラウト。成熟した大人の姿態。50センチ。

ラマダン明けて晴れて美食、ってこんな感じだろうか。
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2008/10/10

パリ、セーヌ河でサーモンが釣れたそうです  自然渓流 FF Fields 2
世は動乱の様相ですが、驚くべき朗報もあり。

フランスのニュースに依りますと、パリ市西方、パリ市を出て直ぐのところにあるセーヌ川の水門付近でアトランティック・サーモン、それも7キロ、97センチの鮭が釣りあげられた模様です。70年ぶりのことだそうです。

セーヌ河の水質改善の証しと、この暗いご時世に喜びの報道です。

東京でも、ほんの心なしかきれいになってきたかなと、先日も日本橋川を覗き込んで思ったばかり。

それにしてもこのサケ釣り上げたアングラーの心中、どんなか。あやかりたし。

以下、勝手リンク。

france3のニュース

le Figaroのニュース

Le Mondeのニュース
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2008/9/12

コルシカで釣りたい [5]  分類なし
コルシカ鉄道並みのゆっくり更新…。

さて、山も海も自信なかったこともあり、バックアップ? バスチアBastia(コルシカ第二の町)発の乗り合いの餌釣りエクスカーションを予約してあった。釣果保証を謳う小もの釣り。最高4人+主催者関係3人がヨットで夕方から夜釣りに出かけた。

魚探もないのに、船長がポイントを良く押さえているせいか、確かに爆釣。珍しく船酔い気味。停泊ヨットの揺れは、やはりクルーザーの比ではない。で、途中戦線離脱したが、皆バカスカ釣るのでいてもたってもおられず、復帰。2連のハリに両方かかったりする。でも小さいので、アタリをとるのが難しく、餌だけ無くなっていたりする。

タイの一種のpageotが良く釣れる。他に、鯖やserran(sarranとも言い、和名わからず)などが次々と揚げられるが、誰が何を釣ったのかもうわけがわからぬほど。

途中小雨がぱらついたものの、日がとっぷり暮れると夜空は満天の星。まるでプラネタリウムみたいにまあるく見えた。視線を地上(海上)に戻すと、目前は橙色に浮かび上がるバスチアの町。港に戻った船上で、コルシカ特産のハム、ソーセージやチーズで一杯。コルシカならではの、餌釣りの夜だった。

尚、コルシカではその他、bonitoカツオ,chaponフサカサゴ,dentiキダイ,doradeタイ?,loup(bar)シーバス,mulletボラなど、要するにもっと大きいのもいろいろ釣れるそう。一方、viveという毒をもった魚もいて背びれなど触ると痛いそうなので、これからコルシカで釣りをという方は気をつけて。

続く…、かも。
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2008/9/4

コルシカで釣りたい [4]  自然渓流 FF Fields 2
宿に戻ってシャンブルドットのオーナーに乏しい釣果を報告したら、彼の友人は同日何十匹も釣った、それもフライで、と言う。

その後、より北のムラトMuratoのシャンブルドットでも近くの渓流で鱒釣りができると聞き、コルシカ北部の渓流はあちこちで鱒釣りできそうな気配。但し、足腰の強さも要求され、ハードル高くは感じる。

釣り許可証のほうは、パリなどフランスの他の地域で入手した釣り許可証+Vignette Réciprocitéヴィニェット・レシプロシテがあれば、地元の遊魚券は要らず直ぐ竿を出せる(はず、少なくともレストニカ川はそうであったが、他はご確認を。)コルシカのAAPPMA釣り組合のウェブ・オフィシャルサイトは見つからず、ネット検索で電話番号などは出てくるが。

さて海のほうは? 遂に海用に新調したパックロッドとリールが日の目を見なかったのは、怠惰ゆえ。ネットを散策すれば、コルシカ最大の町アジャクシオAjaccioの港でフライフィッシングしている人達もいる。但し、見る限り、これらの対象魚は小ものではある。

日帰りで、コルシカの南方、イタリア領マッダレーナ諸島Maddalenaにクルーザーで出かけた。出船前、サンタジュリア湾できれいな魚の群れを見た。マッダレーナ本島からの帰路、水浴で立ち寄ったサンタマリア島Isola Santa Mariaでも同じ魚影を見つけた。同船者がパンを投げたら勢いよく食いついてきた。尾のつけ根が黒くなっているのが特徴的で、後でネットでコルシカの魚を調べてみたところ、obladeと言う魚ではないかと思う。釣ると引きは良い、ともあり、いつか、これ、フライで釣りたい。昼間は人や船の出入りの多いので、早朝にでもトライしてみたかったが、連日びっちり遊び過ぎで起きられず、次回の課題。

続く…。
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2008/8/29

コルシカで釣りたい [3] の おまけ  分類なし
コルシカの島内交通について、の、おまけ。

クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します コルシカでは、車の移動にはミシュラン道路地図を利用したが、昨年利用したイタリア道路地図帳をふと見たら、なんとコルシカ島がはいっている。(ローマの西方にある二島、南の大きいほうがサルデーニャ島、北のやや小さいほうがコルシカ島。)なんの断り書きもなくサラッと、しかしシッカリと、コルシカ島がはいっている…。

私の好きなものに、(道路)地図がある。精確で、行ってみたら話が違うということはまずない。誠実で責任感のある仕事を感じさせ、爽快である。

が、国境となるとこれはやや微妙な気配。ミシュランのモロッコ道路地図を持ってモロッコに入国すると没収されることがあるらしい。理由は、国境線だそうな。
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2008/8/28

コルシカで釣りたい [3]  遊(釣り以外) Other Leisure
ここでちょっとコルシカの島内交通について。

コルシカの道路。国道は良く舗装されているが片側1車線ずつが主。県道のアスファルトはしばしばボコボコで狭く、至るところで蛇行している。海辺とて、車でアクセスできず船でしか行けない場所が多々ある。だからこそ海も山も、大型開発もなく野性味を残した自然美が守られているのだろう。これまで3回の滞在中、ミニバス含め観光バスの類は1台も見かけていない。乗用車も小型が多い。

コルシカ初訪問時(20年前)、崖から落ちて山肌にはりついたままになっている事故車を見て、凄いところだと思ったのを覚えている。その頃に比べれば、ガードレール(実際には低い石垣や杭)はだいぶ増えたように見受けるが、崖なのに何にもないところも相変わらずあり。但し、実際に交通事故が多いのは、多分に見通し良く真っ直ぐな東部の国道198号線だそうだ。

それでは、公共の交通機関はどうか。電車やバスのサービスは本数少なく進行速度も遅いので、相当時間が食われることを覚悟する必要がある。但し、今回初めて乗ってみたコルシカ鉄道Chemin de Fer Corseは、それはレトロな味があり、また車窓からの景観が素晴らしい。

乗ってみたのは、山間部を行く北東バスチアBastia〜中央部コルテCorte間(約70キロで車では1時間強のところを2時間弱で、コルテCorte〜西方アジャクシオAjaccio間(約80キロで車では1時間半のところを約2時間で)、北西部バラーニュBalagneの海辺を行くイル・ルスL'Île-RousseカルヴィCalvi間(約30キロで車でも鉄道でも約30分)。

乗ったのはいずれも2両編成。エアコン? とんでもない! レトロということは、即ち古〜い。気合いははいっている(音は凄い)が、なかなか進まない。小さな駅はリクエスト・ストップ。海辺線は、ビーチを繋ぐ江ノ電か。ホームもろくにない停留所もあり、道端からそのまま乗ってきたりする。いずれも、鉄道ファンでなくとも心躍る道行き。

クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します

続く…。
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2008/8/27

コルシカで釣りたい [2]  自然渓流 FF Fields 2
クリックすると元のサイズで表示します乾燥度はもともと高く、山火事も多い。強風の日にはトレッキングルートにはいるのも制限されるし、山間の道路のあちこちで消防車を見かける。山火事の兆候がないか、見晴らしの良い場所で目を光らせている。

どこか畏怖の念を抱かせるレストニカ渓谷。猛暑の中、標高1,200メートル前後の地点で、午後から夕刻にかけて竿を出したレストニカ川の岩場は険しく、ひとつひとつの岩が巨大で、こんなのがゴロリと来たら…。魚釣りというより、岩登り? これが、スポーツフィッシングの真髄か。水ないのにウェーディングスタッフも活躍。

活性低い中、パシャッとチビが出るが、バラす。夕刻にむかって、少し出るようになったが相変わらずのスッポ抜け。やっとフッキングしたのも、軽いところに力み過ぎてブーンと飛んで行ってしまった。今から考えると、もっと小さい鉤で釣るべきだったかな。

フライフィッシングガイドはお願いしたが、フィールドでは遠くから見守っているスタイル。むしろボディガードという感じでもあり。

釣果なしで申し訳ないので、同行アングラーの釣果はこちら(これもチビ)。もともとサイズは小さいエリアだとは思うが、親がいなければ子はできないと思うので、どこに隠れているのかな。

レストニカ川は、ほぼ川沿いに道路が走っており崖を避けての入渓点は見つけやすい。タヴィニャノ川も多分に同様らしい。但し、道路は細いカーブが続くので、なかなかコワイ。いや、相当コワイ。

続く…。
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欧米ブランドのウェーディングスタッフは私には長過ぎるので、いろいろ調べた中で一番短かったこれを購入。全長 110,5cm、縮長24cm、継ぎ数 5本継ぎ。軽量でトレッキングにも使えるというので、コルシカでは水辺だけでなく、急な坂の多い山間の集落でも活躍。リュックに忍ばせておいた秘密兵器をシャキン、シャキン、シャキーンと振り出し、何食わぬ顔でプチ・トレッキング観光。

リバーガイド RIVER GUIDE ウェーディングスタッフ M

もう少し長いのもある。
リバーガイド RIVER GUIDE ウェーディングスタッフ L 

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2008/8/26

コルシカで釣りたい  自然渓流 FF Fields 2
コルシカ島でフライフィッシング、と言うのには遠く及ばなかったが、多少の感触を得ることができ、もう一歩踏み込みに戻りたいと思う。

別名 Île de Beauté 美の島。この一語が全てを語っている。紺碧の岩浜とコバルトブルーの砂浜にぐるりと縁どられながら、内陸部は起伏に富んだ山岳から成り、標高は最高2710メートル(Monte Cinto モンテ・チント)に及ぶ。地中海の島の中でも緑豊かなことでも知られる。そして、鱒がいる。

コルシカ特有の鱒は、macrostigmaマクロスティグマ。ブラウントラウトの一種で、黒い斑点が特徴的。その起源は15万年前に遡るとされるマクロスチグマは、現在アクセスの容易でない山間部にのみ棲息し続け、その絶滅の危惧に数年前から棲息地域では一切竿を出せないことになった(LIFE macrostigma プロジェクト)。

コルシカ中央部のコルトCorte(コルシカ語ではCorti)を訪れた。コルシカ独立時代の首都。町の標高は400メートル足らずだが、ここから登っていくトレッキングルートがいくつもある。プロのトレッキングガイドがついて1週間、2週間かけていくようなトレッキングツアーもある。

町のすぐ外をレストニカ川La Restonica、タヴィニャノ川 Le Tavignanoが流れる。ブラウントラウトが棲息する澄んだ流れ。あちこちに水浴びする人たち。しかし、見るからに渇水。6月までは良く雨が降ったらしいので、なんとか、と願ったが、8月のコルシカがベストシーズンでないことは確かだ。

続く…。
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あまりにも美しいコルシカ島。初心者向けトレッキングコースもたくさん。

Corse. Les 58 plus belles randonnées entre mer et montagne Klaus Wolfsperger著

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