2005/6/2

オルナン(Ornans) [6] 宿  泊 Accommodation
宿は、ルー川沿いにフライフィッシング専用の渓流釣り場(2箇所)を所有し釣り宿として有名なオテル・ド・フランスHôtel de France (★★★)にとった。町で最も眺めの良い橋であるグラン・ポンが目の前。ヴァンサン・ファミリーの経営。クサヴィエとステファンは兄弟だろう。予約時に電話で話したのはクサヴィエとその父親だったが、既に兄弟がホテルの現場を取り仕切っている。モラルの高いサービスのおかげでとても気持ちの良い滞在ができた。ヴァンサン・ファミリーは、もちろんフライフィッシャーばかり。

建物の正面中央の空間をくぐるようにして進む。昔はここを馬が通ったのだろう。右手にホテルの受付がある。はっとするような礼儀正しい応対で迎えられた。ステファンだ。彼は英語を話す。左手、つまり受付の向かい側は、全面ガラス張りのキッチン。白衣姿の料理人数人がテキパキと仕事を進めている。建物裏手の駐車スペースには、フランス各地からの車の他にスイスやドイツのナンバープレートが並ぶ。

ホテルの至るところに釣りや鱒に因んだ装飾が施されている。グラン・ポン及びルー川を臨む部屋は建物正面、つまり道路側だ。交通量がそう多い道ではないが、静かさを求めるなら、宿泊棟は山側まで拡がっており、こちら側の違った趣きの眺めもなかなか良い。部屋数は、全部で25室。

ホテル内で食事をするのには、レストランとブラッスリーがある。ブラッスリーは、朝食及び昼食時のみ。レストランは、昼食時と夕食時の営業で、本格的なガストロノミを堪能できる。クサヴィエもキッチンに立って腕をふるう。

道路を隔てた向かい側の角に、ホテルのブティックがある。リネンや銀器などを扱うセンスの良いインテリア用品の店だ。木製の戸棚のひとつには、フライフィッシング用品(主にアクセサリーと消耗品)が並び、フライも売っている。

ホテルの私有フライフィッシング専用フィールドは人数制限もあり、ハイシーズンでも快適だろう。もちろん、ホテルの私有FFフィールド以外でも、オルナン周辺やドゥー県 Doubsの至るところで、FFが楽しめる。

ところで、前記事の オルナン[5] 魚 で、トルィット・ゼブレ Truite Zébrée の写真にリンクしたかったが、適当なものが見つからなかった。上記のホテルの私有フィールドの説明ページで、太い縦縞の半身を確認できる。

やる気がムンムン伝わってくる宿だった。

オルナン[7] ガストロノミ に続く・・・

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 お薦めの1冊

ルタール・ガイド 〜 フランシュ・コンテ地方版 
Le Guide du Routard Franche-Comté
 (フランス語)




フランス旅行のガイドブックは、ルタールがベストという結論。特に地方版。写真が無い活字と地図のみのガイドブック。フランス語だが、頑張って読んで後悔しない。過大評価、過小評価がない誠実な記述にいつも感心。日本のガイドブックではカバーしない何ということのない田舎の町までカバーしているのも魅力。身の丈の旅行スタイルということだろう。アウトドア派の旅にもちょうど良い温度。もう少しシックPlus Chic、とてもシックTrès Chicの項で紹介される宿やレストランは、今日はちょっと頑張ってみようかという時に使えるものも。田舎をドライブしながら、近くの町の情報をチェック、良さそうと思ったら、フラリ立ち寄ってみる。詳しい自動車用地図が必要なら、ミシュラン 道路マップがある。

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