2005/6/7

オルナン(Ornans) [9] 町 その2  遊(釣り以外) Other Leisure
そして右岸には、もうひとつ、釣り博物館がある。これがまた意外に面白かった。人類の歴史始まって以来のいろいろな釣りについての展示がある。フライやルアー、その他の釣り道具のアンティークも展示されている。また、釣りの発展に寄与した人や著作についても触れている。博物館というのは私が勝手にそう呼んでしまっただだけで、原語名称はMaison Nationale de l'Eau et de la Pêcheであり、ミュゼ(=ミュージアム)ではない。フランスの釣りのプロの世界では、むしろフィッシング・ガイドの養成で知られている組織だそうだ。で、展示スペースはとても小さいのだが、面白くて2〜3周してしまった。

その中で目に留まった1枚の写真は、釣りをこよなく愛した米国人作家アーネスト・ヘミングウェイの写真。彼は、パリのあちこちを飲んだり食べたりウロウロしていたので、パリにはヘミングウェイゆかりの店がたくさんある。釣り師の彼は当然フランスの田舎にも釣りしに出没したに違いない。一緒に映っているのが、シャルル・リッツとそれにペソン・エ・ミシェルPezon et Michelのファミリーメンバーだろう。彼らの輝かしい時代。シャルル・リッツは、パリのホテル・リッツの創業家の末裔で、フランスのフライフィッシング情報で頻繁にお目にかかる名前なので気になっていたが、この人だったのだ。ペソン・エ・ミシェルは、これもまた何度か目にしたことのあるブランド名で、この度見つけたこの記事によるとフランスの竹竿ブランドとして一時は一世を風靡したようだ、が、その後何度かオーナーが代わり、今では(他で聞いたところでは生産拠点は英国に移して)再建中らしい(が、オフィシャルサイトは見つからない・・・)。尚、この記事の原文はフランスの雑誌とある。

オルナン[10] 町 その3 に続く・・・

関連書籍 (アマゾン)

ヘミングウェイ釣り文学傑作集 アーネスト・ヘミングウェイ (著)

A Fly Fisher's Life Charles Ritz (著)

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2005/6/11  2:27

投稿者:三平さん
最近思うことは、フライはフライでよいのですが、その土地土地を見ながら、食、風景、歴史を同時に楽しむことのほうが後々、思い出になると確信し始めたときに、このブロクを発見しました。つりと共にたのしめるものを探すアプローチはいいね。三平

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