2005/5/27

オルナン(Ornans) [1]   自然渓流 FF Fields 2
いつか訪れたいと機会を狙っていたフランシュ・コンテ地方Franche-Comtéはドゥー県 Doubs、オルナンOrnansでのフライフィッシングが実現した。事前の情報収集で、どうもここはフランスにおけるFF聖地、日本でいうと忍野のようなところではないかという印象をもっていた。忍野フライならぬオルナン・フライ(ムッシュ・ドルナン Mouche d’Ornans)というフライもある。透明度の高い水に加え、度重なるキャッチ&リリースで翻弄されてきた鱒はとても用心深くなっており、ここで釣るのは至難と聞いていた。そのルー川La Loueでレインボーやカワヒメマスを釣り上げることができ感動。釣りだけでなく、景勝、美食と、心から気に入ってしまった。

宿はオルナンの街中にとった。パリからで450キロ弱。スイスのジュネーブからなら約150キロの場所。電車(フランス国鉄 SNCF)利用の場合、パリからTGVブザンソンBesançonまで2時間半、そこから車で25キロ。標高315m、人口4,500人の街。

この小さな町を有名にしているのは、町を貫くように流れるルー川の鱒と19 世紀レアリスムの画家クールベ。だから当地には、釣り博物館Maison Nationale de l’Eau et de la Pêche と クールベの生家であったクールベ美術館Musée et Maison Natale du Peintre Gustave Courbetがある。クールベの代表作のひとつにオルナンの埋葬 Un Enterrement à Ornansという作品があるが(パリ、オルセー美術館所蔵)、その他にも彼は当地の風景画をたくさん描いている。石灰岩質の白い断崖が見下ろす深い碧の水に湛えられたこの地は、クールベでなくとも思わず筆をとりたくなるような景勝の地である。ブザンソンから国道そして県道を経て町の入り口まで辿り着くと、ロータリーの真ん中には躍り上がる鱒の大きな彫刻が。これは期待できるぞ。そして町中に進んでいくと、15世紀に遡るセピア色の街並がルー川を挟んで広がった。

オルナンOrnans [2] 午前の釣り に続く・・・

 お薦めの1冊

これが枕元にあると何故か安心して眠れるフライタイイングのバイブル本?持っていて眺めるだけで幸せになれる、どれがおいしそうかな・・・と。

フライパターン1,500種を全部カラーで。オルナン・フライ(ムッシュ・ドルナンMouche d’Ornans)も掲載。

ハードカバー、全頁カラーの美麗本。1ページにフライ3種、見開き両面で6種のクローズアップ写真。フライ各々につき、マテリアル・リストおよび巻き方は共に簡潔明瞭にまとめられている。著名フライタイヤーの紹介記事も。

フライ百科事典 
Mouche de Pêche L’encyclopédie
Nicolas Ragonneau, Didier Ducloux
(編著)
(フランス語)

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