日米欧GDPの縮み、中国が75%相殺(朝日新聞)
世界銀行が3日発表した報告書で、09年の中国の国内総生産(GDP)の増加分が、米国、日本、ユーロ圏の主要3地域の落ち込みの4分の3を相殺する見通しが明らかになった。中国経済が、金融危機後の世界経済の牽引(けんいん)役になっている実態が明白になった形だ。
「東アジア・太平洋地域の経済見通し報告書」によると、09年の中国のGDPは前年より4500億ドル(約40兆6千億円)増える。日米、ユーロ圏は、日米の落ち込みが大きく合計で5800億ドル(約52兆3千億円)減る見込みだ。世銀は「大規模な金融・財政両面の刺激策によるものだ」としながらも、「中国の世界的な役割の増大を示すものだ」と指摘した。
報告書では、中国の09年のGDP成長率を8.4%に上方修正。これに伴い、同年の東アジアの途上国の成長率(日本は含まず)見通しを6.7%とした。一方、中国を除いた同地域の成長率は1%前後としている。

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