「米メリル、評価損9000億円・7―9月、サブプライム響く」
企業会計
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米証券大手メリルリンチが、7―9月期決算で、サブプライムローン問題による金融市場の混乱に伴う住宅ローンの証券化商品などの評価損79億ドル(約9000億円)を計上したという記事。
Merrill Lynch Reports Third-Quarter 2007 Net Loss From Continuing Operations of $2.85 Per Diluted Share(メリルリンチのプレスリリース)
Third-quarter 2007 results reflect significant net write-downs and losses attributable to Merrill Lynch's Fixed Income, Currencies & Commodities (FICC) business, including write-downs of $7.9 billion across CDOs and U.S. subprime mortgages, which are significantly greater than the incremental $4.5 billion write-down Merrill Lynch disclosed at the time of its earnings pre-release.
「2007年3四半期の業績は、CDOとサブプライムローンの79億ドルの評価損を含むFICC部門の評価減及び損失を反映している。」
日経記事や会社のプレスリリースの中に出てくるCDOについて関連する情報をネットで集めてみました。
CDO(Collateralized Debt Obligation)
企業年金のCDO投資について
この解説ではCDOへの投資における注意点を挙げています。
・ 流動性は限定的である
・ 債券の形態であってもレバレッジがかかっているため、状況次第では通常の債券より価格変動が格段に大きくなる
・ 投資タイミングがリターンに与える影響が大きい
・ 証券毎の個別性が強いため、期間・格付け・利回りだけで相対比較ができない
こういう投資が年金資産の中に入っているのでしょうか。
CDO Q&A(格付け会社による解説)(PDFファイル)
証券化証券のリスクについて述べています。
「一般的に、ポートフォリオを構成する銘柄が特定の業種に集中していると、その業種に共通するリスク要因の顕在化によって、複数の銘柄がまとまってデフォルトする可能性がある。まとまったデフォルトが発生しやすいとすれば、ポートフォリオに大きな損失額が発生するリスクも高くなるだろう。いわゆるデフォルト相関によるリスクの増大である」
「証券化商品どうしのデフォルト相関は事業会社どうしのデフォルト相関よりも高いことが予想される」
今回のサブプライム問題では、まさにこれに当てはまっているようです。(メリルリンチがそうしたリスクを知らなかったはずはないと思うのですが・・・)
みずほ損失5百億円 9月中間決算 サブプライム余波で