「なごみ監査法人に対する検査結果に基づく勧告について」
金融庁
なごみ監査法人に対する検査結果に基づく勧告について(PDFファイル)
金融庁の公認会計士・監査審査会は、なごみ監査法人を検査した結果、監査法人の運営が著しく不当と認められたとして、行政処分その他の措置を講ずるよう金融庁長官に勧告しました。
6つの不備事項を挙げている中で、「監査法人の存続のために必要な社員数の確保を優先させて」いると非難している点は気になりました。
監査法人の社員の数は法律上最低5名となっています。ひとりでも抜けると監査法人として存続できなくなります。そうならないよう社員に対する管理を甘くしているというような書きぶりですが、それをいいだしたら、5人の会計士を集めて監査法人を設立しても、実質的に監査ができないということになってしまいます(どんな不良会計士でも拒否権を行使できるのではないかという理屈)。
もちろん、監査法人の品質管理に具体的な不備があれば指摘すればよいと思います。しかし、5人しかいないからダメだという批判は、監査への参入障壁を高くするだけです。
「なごみ監査法人」不当運営か、審査会が処分勧告
なごみ監査法人(日本公認会計士協会のサイトより)