「新日本監査:全会計士と職員に顧客株売買禁止…第三者委」
その他不正
新日本監査:全会計士と職員に顧客株売買禁止…第三者委
新日本監査法人が、所属するすべての会計士とその他職員計約6000人を対象に、今後、顧客企業の株式を売買することを禁止するという記事。
「従来は、監査業務を請け負った企業の株取引のみを役職に応じて規制していたが、報告書は、直接担当する企業でなくても顧客企業ならすべて売買を禁止するよう求めた。このほか、顧客企業でなくても、信用取引は全面的に禁止▽他企業の情報が入りやすい銀行や証券、保険会社の監査を担当する会計士は、顧客かどうかに関係なくすべての銘柄について売買を禁止−−などとしている。」
大手監査法人は3つだけですから、上場会社のおおよそ約4分の1が関与先になっている計算です。他の4分の3の会社も、M&Aである日突然親子関係になる可能性もあり、安心して取り引きすることはできません。なかなか厳しいルールではないかと思います。おそらく新日本だけでなく、他の大手監査法人も横並びで同じようなルールを取り入れることでしょう。
会計士の株式投資は、監査法人を退職してからということになりそうです。
元職員によるインサイダー取引事件にかかわる第三者委員会による「報告書」について(新日本監査法人のホームページより)
「インサイダー取引に該当する行為や自ら関与する担当監査クライアント株の取引は発見されなかったが、法人所属の構成員の中には株式取引との親和性が高い職員は相当程度いることが明らかとなった他、社員が法人ルールに抵触した事例などが明らかになった。」
こういうところで「親和性」という言葉が使われるとは・・・。「化学」用語だと思っていました。