「監視委、投資ファンドに処分勧告 ウィズダムキャピタル」
その他不正
監視委、投資ファンドに処分勧告 ウィズダムキャピタル
金融庁の証券取引等監視委員会が、ウィズダムキャピタルという投資ファンド運用会社を行政処分するよう勧告したという記事。
株式会社ウィズダムキャピタルに対する検査結果に基づく勧告について(金融庁のサイトより)
「当社は、平成21年5月、A社の既存株主及びA社からA社株式を取得させ、A社の株式公開を支援する当該ファンドを設立した。これに先立ち、当社代表取締役社長は、既存株主との間で、A社株式の当該ファンドでの取得単価を決定した上で、
決定した取得単価を嵩上げし、単価嵩上げに伴い当該ファンドから既存株主へ
余分に支払われる譲渡代金を当社へ還流させる旨の約束(以下「本件約束」という。)を行った。
当社は、平成21年5月から同年10月にかけて、当該ファンドの出資持分の取得の勧誘を行い、顧客より出資を受け入れるとともに、当該ファンドに、既存株主及びA社からA社株式を取得させている。この際、当社は、本件約束に基づき、当該ファンドに嵩上げした単価で既存株主からA社株式を取得させており、その後、
既存株主から、支払われた譲渡代金の一部が当社へ還流されていた。」
ファンドに高く株を買わせて(つまり出資者に損をさせて)、その差額を還流させ、自社の利益にしていたという悪質な不正です。A社既存株主も共謀していたわけですから、同罪でしょう。日経記事によれば、「本来は1株25万円で取得できる株式を50万円にかさ上げ」していたそうです。