「「倫理規則」・「独立性に関する概念的枠組み適用指針」の一部改正(公開草案)公表」
日本公認会計士協会(その他)
「倫理規則」の一部改訂(公開草案)及び「独立性に関する概念的枠組み適用指針」の一部改正(公開草案)の公表について
日本公認会計士協会は、「
倫理規則」及び「
独立性に関する概念的枠組み適用指針」を一部改正する公開草案を、2010年1月25日に公表しました。
2009年7月に国際会計士連盟の倫理規程(Code of Ethics for Professional Accountants)の改正が公表されたことを受けて、見直したものです。
適用は、2011年4月1日です。一部について経過措置が設けられます。
改訂項目は次のとおりです(「・・・公開草案の概要」より)。
1.倫理規則
・概念的枠組みアプローチのより詳細な説明と注解への分割
・基本原則の「専門能力」と「正当な注意」を統合し、「
職業的専門家としての能力と正当な注意」に変更
・「明らかに些細な脅威」の概念を廃止し「
許容可能な水準の脅威」に統一
・用語の変更(脅威→阻害要因、適切な措置→セーフガード)
・規定の変更(報酬の水準について概念的枠組みアプローチを適用するよう変更)
・規定の追加(基本原則間の相反する状況又は関係の解消、専門業務以外の業務における紹介手数料、依頼人の資産の保管など)
2.独立性の概念的枠組み適用指針
・名称の変更(「
独立性に関する実務指針」に変更)
・構成の変更(その他の保証業務について別規定化)
・
社会的影響度の高い事業体(Public Interest Entity)(大会社等)の概念の導入
・監査委員会等の企業統治に責任を負う者(監査役等)の取り扱いの変更
・
文書化の強化
・依頼人の合併と買収の規定の追加
・監査業務の
主要な担当社員等の概念の導入
・経営者の責任の明確化(
経営者の責任を担うことを全般的に禁止する項目を新設)
・税務業務についての記述の充実
・内部監査に関する支援業務を行う場合に、経営者の責任を担ってはならないことを明記
・コーポレート・ファイナンスに関する業務についての規定化
・
報酬依存度の規定の強化(15%基準)
・
成功報酬についての禁止規定の強化
・個人の報酬と評価について一定の禁止事項を規定化
・利用と配付が制限された報告書の記述