人間復興の工芸 「民芸」を超えて平凡社ライブラリー
出川 直樹 (著) ¥1,325 (税込)
ずいぶん前に購入したが、なんとなく読んでいなかった本。
しばらく前に読んだので忘れないうちに感想文を書いておく。
内容はともかく、文体が合わなかった。そして、表紙の
著者提供だという民芸品の写真がセンスを感じません。
柳宗悦を理論家と持ち上げておいて論破するかのような方法も気分を害した。ああ言った、こう言ったと重箱の隅をつつくような展開ばかりされているように感じるのは、私が引用元の柳宗悦の本を暗記していないのが悪いのか?引用元がわかればその引用と反証が重要だと思えるのだろうか、いや、そんなわけないと思う。
確かに柳宗悦は工人に個性を認めなかったり、日常雑器が安い事の裏の貧しさへの認識が甘かったり、いろいろ問題としてあるのだけど、この文章は読む人の事を考えていたのか頭を傾げたくなる。
私は、読んでいるうちに気分が悪くなった。「民芸」を超えてというからにはどのへんで超えるのかと我慢して全部読んだが、私には合わなかったらしい。