先日ひょんなきっかけで慶應を受験したことを書きましたが、今度は入学後のひょんなことを書こうと思います。また長文です。すいません。
大学受験では、私は一貫して学部は文学部、専攻は英(米)文学志望でした。
経済とか商業にはまるで興味がないし、中学・高校を男子校で育ったから、女性への免疫をつけるには、女性が多い文学部に行くのがよい。ずっと英語が得意科目で成績もいいから、英(米)文学が適当だろう。
高校の担任に「英語を勉強したいのなら、文学部じゃなくてもできるけど、それでも文学部に行きたいのはなぜ?」と問われたとき、答えに詰まったのを今でも覚えています(笑)。
話を戻すと、慶應の文学部は入学時には専攻別にならず、2年生のとき専攻別になります。
それでも、すっかり自分は英米文学科に行くものと思っていました。1年生の晩秋のある日までは。
「英米文学科は文学を勉強するところなので、かなりの量の作品を読まされます。英語が好きなだけで入ると後悔します」
専攻別のオリエンテーション資料を渡されて、「ま、英米文学科に行くんだけどね」と思いつつ、その英米文学科のページを読み進めていたら、最後にそうありました。
至極当たり前のことなんですけど、衝撃みたいなものが走ると同時に、英(米)文学にこだわってた自分を恥じました。
本を読むのが好きなわけでもない、英語も得意科目ってだけで好きなわけではない。むしろ、国語が苦手科目で読書感想文を書くのも得意じゃなかった私にとって、英語で書かれた文学作品を読んで訳して理解して考察する作業なんて、考えてみれば苦痛以外の何物でもないわけで。
英(米)文学志望をあきらめるまで、それほど時間はかかりませんでした。
そのページをちゃんと最後まで見ていなかったら、はたまた、それ以前に慶應ではない別の合格した大学の英(米)文学科に身を置いていたら、私の大学生活はどうなっていたのでしょうね。

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