3日に「おと」を書いた時、自然と思い出された東北の風習の文献があって。
まだ、土地の生きものの循環を願いながら、山のカミの怒りをかわない程度の心ある猟が行われていた時代の話です。
狩りをするマタギ達が獣の命を奪った時には必ず唱えた呪文があリ、それは
コレヨリノチノヨニウマレテ ヨイオトヲキケ
という意味だったそうです。
簡単に伝えるものではないんでしょうね、呪文の言葉そのものは記されていませんでした。
なんで「音」なんかなぁ…
この意味を表す呪文そのものはどんな「音」でつくってあったんやろ…
その文献を読んだ時、いろいろな思いめぐらせた覚えがあります。
…先日、歩道のアスファルトにシジミ蝶の亡きがらが横たわっているのに行きあいました。
自分が奪った命ではないものの、その呪文も唱えてあげられたらなぁと思ったり…。
私に出来るのは、自然に還れるよう側の植え込みの土の上に移してあげることぐらいでした。

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