2005/6/23

「RAY」、ホメます!  映画
やっぱ愛情だなあ。実は「RAY」の監督のテイラー・ハックフォードの映画、一度もいいと思ったことなかった。特に最近の「プルーフ・オブ・ライフ」にいたってはクソ映画以外のなにものでもなく、なんでそんなヤツがよりによって「神様」レイ・チャールズの映画を撮りやがるんじゃあ!と内心めっちゃムカついていた。なので、映画館に行く気がいまいち起こらないでいたのだが。
いや、これはいい映画だ。少なくとも、実在のアーティストの「伝記映画」(「RAY」を単純にそう呼ぶべきではないのかもしれないが)の中では、圧倒的にいい作品。
なんというか、役者からスタッフまで「態度」が違う。プロダクショントータルの真摯さがまるで違う。それがずべての画面からびしびし伝わる。
主演のジェイミーフォックスの、異常とすら思える「なりきりぶり」はもちろんだが、他の役者もみんな素晴らしい。特に、回想シーンにしか出てこないレイの母親を演じた女優は圧巻。彼女の存在だけで、「RAY」は「おとなが泣ける映画」になっている。
監督のコメンタリー入りで全編をも見なおして分かったのだが、なんとこの映画はいわゆる「メジャー会社」制作の映画ではなく、レイ・チャールズの長男が書いた伝記の映画化権を買ったあるプロデュサーが、なんと15年間の歳月をかけて実現にこぎつけた「思い入れそのもの」「気持ちそのもの」の映画である、という事。
監督がコメンタリーで何度も何度も言っているが、「メジャー作品」ではないので、この作品はレイを本当にリアルな人間として描くことが出来た。つまり、偉大な音楽の天才で、チャーミングで、同時に、冷酷で、偏屈で、好色で、なによりも、幼年期の激しいトラウマを引きずった孤独な麻薬常用者、でありつづけたレイ・チャールズそのものを。
実在の大スターを、ここまで容赦なく、一種「追いつめる」ようなタッチで描いた作品は稀有だ。でありながら、この作品は、ちゃんと音楽的祝祭感にも満ちている。撮影もすばらしい。映画としての快感、はすべて保持されている。「レイチャールズ」への、そして「映画」への本当の愛情がなければ絶対にこんな映画は出来なかっただろう。
実はこの作品は「ハリウッド映画」の中ではほんとうに「低予算映画」で、コンサートシーンにはわずか200人のエキストラしか呼べなかった、それをすべて、CGによるポストプロダクションで「ごまかした」、という、監督のコメントにはマジで感動した。やられたぞお、全くそうはみえなかった!ものすごいスケール感がちゃんとあった。いやー、だまされた!!こんなに気持ちよくだまされたのは久しぶり。いかに優秀なスタッフが、限られた予算の中でベストを尽くしたか・・・それを考えるだけでも鳥肌がたつ。
とにかく「いい仕事」だ、この映画は。映画館に行かないでこめんなさい。
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2008/1/26  3:30

投稿者:アダルト
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2006/7/28  18:39

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2006/2/1  18:28

投稿者:福田くんの映画は、
「売れないキーボーディスト」の話し、そのまま。

2005/6/23  10:54

投稿者:同じ苗字デスさん
そうですか!やはり観たほうが良いですな〜♪「下妻物語」もまだ見ていないけど(いつも店頭で全部「レンタル中」で1本もない)「Ray」狙いでTSUTAYAに行ってみやしょう〜!!先日「ギター弾きの恋」を観ました。結構良かったです。淡々としてて・・・

2005/6/23  10:36

投稿者:な吐息さん
fukuda氏の「トリビュート映画」
〜タマゴサンド事件(?)ははずせませんね♪
う・・愛と感動の映画になるかしら・・

主役はヨン様は無理だから松尾スズキ?♪

2005/6/23  10:06

投稿者:爆じゅんさん
もし良かったら・・・
福田さんの好きな彼の曲、数曲教えて頂けると嬉しいです。

2005/6/23  9:25

投稿者:爆じゅんさん
「レイ・チャールズ」
表面的な(大まかなプロフィール的)事実はいろんな場所で紹介されてるので、
何となく内容想像しただけで終わってました。。
音楽も、往年のR&Bを集めたCDには必ず常連で数曲入っているけど、
その代表曲と言われる数曲を聴いたことがあるのみで、あまり接点の無い方です。。

この文章読んで、公式HPのBBSを読んできたけど、
福田さんと同じように感じてるコアなファンらしき人の書き込みを沢山みつけました。
綺麗事ばかりで描いてる映画でないのに、内容を否定したり怒ったりしてる人が居ないのは、
やはり愛情が感じられるからなんですね。
(トリビュート本来の姿が見られそう。)

音楽的にもとても良くとれているとのこと。
この映画で、もしかしたら本当の出逢いがあるかもしれません。
(習熟してない感性へのカンフル剤にならないかな。)
私も見てみようと思います。

・・・で、
福田さんのトリビュート映画かぁwww
うはは・・・そりゃ、まとめるの、本当に大変そう!!!
マジメな話、充分見応えのある作品ができそうですね。
誰か撮って下さいまし!!

2005/6/23  9:21

投稿者:まりまりさん
ジェイミーフォックスの「なりきり」ぶりは、
TVのメイキング映像でちょこっと見ました。
生前のレイとのツーショットも、スゴイいい感じ
だった・・・ジェイミーを、褒めてたっけ・・ 

PUMIちゃん・・・
私 妄想の世界に突入しちゃいそうです。 
fukudaさんの伝記映画・・・・
ああ・・・どんな風になったら おもろいんだろうw・・・子供時代って どの子役が、いいかな?
(爆裂妄想中!!!)

2005/6/23  9:15

投稿者:な吐息さん
「RAY」は劇場ではごらんにならなかったのですね。。
アカデミー賞が絡んでいたので、この類の映画はお好きではないのかなと思っていましたが、
でもたいがいの大作(でも)ご覧になってお出でなんで〜w
丁度お忙しい時(いっつもお忙しそうだけどぉ)だったのかも♪

オスカーはこの作品だとおもってましたが、クリント・イーストウッドでしたね・・♪
主演男優賞はシャノちゃんのお薦め船長さんと私のお薦めディカちゃんをブッちぎって
ジェイミーフォックス〜大納得ではありましたが♪

で、「ミズタニキミオの音魂日記」でも水谷さんがお薦めしてくださってましたので、
劇場ではありませんでしたが観ました〜w
一人の実在の人物を描く時、スキャンダラスにするか
(私も水谷さん同様、RAYは牧師様のような人だと思っていましたので)
英雄にするか・・
が・そのどちらでもなく
やはり偉大なミュージシャンの生き様は
感動と奇跡なんだと思いました。。
音楽も素晴らしくて
ミュージシャンの方々にも絶大な支持があるのも改めて納得♪

映画制作にかかわる事柄は
fukuda氏のお書きになったこと・だった・のだと初めて知りました。。
本当にすべては「愛情」なのですね♪

2005/6/23  8:17

投稿者:はあるさん
TVで映画の宣伝を何度も見ていて、心動いたけど見に行けなかった・・
今度いつかTVで流して欲しい☆たくさんの人が見れるように

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