
「後手玉に必至がかかるか」、これも意外に難物で各種手筋が隠れています。
まず、▲34角はほぼ絶対。△11玉に▲22歩としてみましょう。

ここでの後手の受け方もいろいろあります。まず常識的に△31金とすると▲23角成。これが▲14飛の詰めろですが、平凡に△12歩や△19飛などと受けると▲33馬!でいきなり受からなくなります。また、△12飛には▲同馬△同玉▲33飛で受けなし。

反発力のある手が必要になりますが、△12桂!が秘技。▲14飛には△22金を用意しています。…しかし▲34飛が好手で、△32歩には▲同飛成と突っ込み、また△97角には▲31飛成△同角成▲13金で必至がかかります。

では今度は▲22歩に△32銀と受けてみましょう。これには逆方向に▲43角成。▲32馬と▲21歩成を受けるために△31金とします。これで切れたようですが(▲32馬△同金▲21歩成は△12玉▲22銀△23金打)、▲32馬△同金▲23銀があきらめない一手。△同金▲同飛成はわかりやすい必至なので、△13金▲32銀不成△24金と禍根を払います。(
追記:ここ後ほど修正します)

しかしまだまだ▲23金と食いつきます。△同金▲同銀成はやはり受けなしなので△12角。ここでじっと▲24金と補充しておきます。これがまたほどけません。△21歩は▲同歩成△同角▲23歩でしびれるので△91飛くらいですが、そこでもう一度▲23金と入っておきます。以下仕方ない△同角に▲同銀成△12角▲33角で必至です。

元に戻りましょう。▲22歩に△31飛は▲23飛成があります(飛を手放したので△19飛がない)。ということで唯一の受けは△32角。これで▲23角成△同角▲同飛成△12銀と、ようやく受け止めることができました。
ではこれで必至がかからないかというと・・・(続く)

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