日本の知識人の中には、日本を西側の国の一つに数える人もいることを聞いている。しかし同様に、私は、日本が極東の一国であることも聞いている。そうした諸々の背景を踏まえるに、私としては、東アジアの一国としての日本を思い描きやすい。
私の父方の祖父も、先の大戦へと徴集され、参加したそうである。無事に帰ることが出来たそうだが、私が生まれる前に祖父(父方だけではなく母方も)は亡くなっており、「祖父」というものが一体どのようなものなのか未だに分からない。
ただ、田舎に生まれ、田舎に育ち、靖国神社の遊就館に入ったことはないけれど、それが建設・公開される前の展示室での内容に目を通して、天皇陛下への(こちらが)怖くなるほどの支持と、そうしたものがなければ当時として動かなかった日本や世界の情勢を垣間見る思いがしたのは確か。
だから、事細かくは異なるだろうけれど、大まかには当時の日本と同じであろうイラン(引いては中東地域)の展開振りに対して非難の矛先を向けるのは、私自身には難しい。
そしてそれだけに、アメリカの遣り口に対して、「かつても、そうだったのかも。」と勘繰ってしまう。
昨晩、『きょうの世界』において、ヨーロッパでの対ミサイル防衛網の展開をアメリカが進めていることが扱われていた。目下において現実的な脅威はない以上、反対も多いそうだが、進められているらしい。
日本の場合は、北朝鮮。ヨーロッパの場合は、イラン。嫌味が言いたくなる位、上手く出来た構図ですよ。全く。
今だからこそ漸く記すことが出来ますが、アメリカにしてみれば、イランには、核を持って貰った方が良いのかも知れませんね。そこに存在する「脅威」を本物にするのも偽物にするのも、何とか次第というところか。
何れにせよ、アメリカも馬鹿ではないでしょうから、私としては、「そうした対応を取ることで、イランが核を保有することを暗に認め、地域の発展を試みているのではないのだろうか?」などと考えてしまう。
兵器として使用せずとも、核の力が如何程かは、割合一般に広く知られているでしょうし。
兵器としての転用を防ぐ必要がある以上、そうならない方向へと圧力を掛け続ける必要があるのは確かだし、かといって、地域の発展を進める上で、核の力を無視するわけにもいかないし。
少なくとも、目下においては、希望的観測ですね。世界の首脳陣を始めとする人たちが、そうしたことを分からずに動いていないわけがないだろうし(俺よりも情報を得る立場にある人たちが分かっていなかったら、その人たちに対して、私は普通に馬鹿だと思う。)、一体どうなることやら。
本当に、一体どうなるのだろう。…。この疑問、結構長いこと続くなぁ。
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イラン大統領 国連決議は拒否 (NHKオンライン 2006年8月31日 20時29分)
イランに対して核兵器の開発にもつながるウラン濃縮活動の停止を求める国連決議の履行期限が迫る中、イランのアフマディネジャド大統領は演説で、「イラン国民は制裁という圧力には屈しない」として、決議の受け入れを拒否する考えをあらためて強調しました。
イランの核開発問題をめぐり国連安保理が採択した決議では、イランに対し、31日までにウラン濃縮活動を停止するよう求め、応じなければ制裁を検討するとしています。これについてアフマディネジャド大統領は、31日、イラン国内で演説し、「国民は筋の通らない脅しや権利の侵害は決して受け入れない」と述べ、国際社会の圧力には屈しないとして決議の受け入れを拒否する考えをあらためて強調しました。
また、これに先立ってアフマディネジャド大統領は、30日、スペインのゴンサレス元首相と会談し、「ヨーロッパ諸国はアメリカから独立した独自の判断をすべきだ」と述べて、ヨーロッパ各国に対し、制裁への動きを強めるアメリカに追随しないよう促しました。イランとしては、決議の受け入れを拒否する一方、安保理での制裁論議を避けるための外交的な駆け引きも強めています。

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