6:20
「生徒の皆さん。おはようございます!まもなく点呼の時間です!」
そんな不愉快な館内放送で目が覚める。
昨夜、どうやって布団に辿り着いたのかは定かではないが、メガネかけたままで寝てるところを見ると相当末期症状だったんだろう。
6:30
「地球に優しい暖房」という理不尽な理屈で片付けられた肌寒い体育館に集合。
「番号!」
「1!」「2!」「3!」「4!」「5!」「6!」・・・・
「んん??二人足りないな!大至急呼んで来い!」
1分後、残る二人は未だ千鳥足で登場する。寝たのかこいつら?
7:00
朝食。バイキングスタイルだが一人の分量は決っている。
厨房にはガイコツのような爺ちゃん独りが仕事を終えた男の哀愁を醸し出しながら無言でこちらを見つめていた。先週泊まったハイブリッド温泉旅館を思い出す。
その後は構内掃除とかイロイロやってひといき。
各自部屋で二度寝する。
8:50
朝礼。
「外訓練所なので外履きに履き替えてください!」
人の群れに紛れて知らぬふり。ちょろいもんです。
やる気の無い校長に敬礼して・・・・・って校長居ないじゃん。サボりか?
9:00-11:00
現場指揮講話。
薄暗い講堂の中、パワーポイントでプレゼンされる難しい話に脱落者多数。
講堂の様々な場所からイビキのハーモニーが鳴り響く。
11:00
安全管理講話その1
授業が始る前に講師が一言。
「先ほど各部屋を回ってきたら13号室に飲酒の形跡がありました。始末書書いてもらいます。」
ワタシは7号室。服はたたまなくても空き缶と空き瓶はバックの中に格納してカギ締めてます。
詰めが甘いね。
向こうだって見ちまった以上は言わなきゃいけない立場があるし。
ちゃんとした大人の酒飲みしようね。みんな。
12:00
昼食(以下同文)
教官が来て「13号室の酒の痕跡は大至急対応して下さい!」とか言われて13号室の連中はご飯おあづけ。ご愁傷様。
13:00
安全管理講話その2
自衛隊と消防局の違いを聞いた。
消防局は人命救助が第一。被害者も救出者も死んではいけないのが理念。
自衛隊は任務遂行が第一。任務が成功する為には死すら厭わぬのが理念。
なるほどね。勉強になりました。
14:00
防災指導。
ブロック塀の下敷きになったダッチワイフの救出などを行う。
ダッチワイフの顔はゴルゴ13に酷似していた。しかも空気じゃなくて砂が入っているダッチなのでめちゃめちゃ重い。
16:00
終了式。やる気の無い校長登場。
校長は訓辞を述べる直前まで居眠りしてた。
やはりツワモノ。
訓辞の紙を取り出して読み出す校長。
「えーーーーー。構内で飲酒があった事実はまことに遺憾ですが?・・・・・・うーーーーー」
絶対ゴーストライターが居ると確信。
やっぱり狙ってるな。この校長。
こうして楽しい土日の2日間の休日を棒に振って消防団員の休みは終わる。