グリーグ ホルベアの時代から  オンエア・クラシック

 今年はグリーグ没後100年、今月4日が命日だったとか。ノルウェー王国の日本語オフィシャルサイトに詳しいです。
グリーグ・イヤー2007

 予約録画していた9月7日未明の「宮殿コンサート−ドイツ・ハイデックスブルク城」を視聴しました。曲目はグリーグの「組曲“ホルベルクの時代から”作品40」、フランス国立トゥールーズ室内管弦楽団の演奏。
 1.プレリュード
 2.サラバンド
 4.アリア
 5.リゴードン
 第3曲ガヴォットはカットされていました。

 プレリュード冒頭。アレグロ・ヴィヴァーチェ、中音と低音のアンサンブルで奏でる和音のリズム感、波のように規則的に繰り返すアクセント、う〜たまりません。あっという間に掴まって舞い上がる心地する、体育会系 情緒派の私。固い壁、高い天井の宮殿で収録された響きだから、これは一層ドラマチック…なのだろう、たぶん。時々再生して聴いています。

 ちょうど今週の「ぴあのピア」は北欧特集。ナレーションつきで部分的に演奏される短編は好きじゃない…と見もしなかった番組だけど、小品ならばきちんと1曲聴けるのでした。知らなかった…

 ぴあのピア−フィヨルドの原音を求めて

 表題からはさっぱりわからん、今日の曲目は「ホルベアの時代から」でした(宮殿コンサートの「ホルベルク」はドイツ語読み)。田部京子さんのピアノ演奏でガヴォット(第3曲)とリゴードンが全曲聴けました。

 この組曲のオリジナルは、ノルウェイ出身の文学者ホルベアと同時代(17〜18世紀)フランスの鍵盤楽器の組曲をモデルにしたピアノ曲(後にグリーグ自身によって弦楽合奏版が編まれます)。

 田部京子さんが弾くガヴォットは、旋律を単音で弾く右手のタッチがソフトで軽やか。また、要所でかっちり和音が打たれ、上品でメリハリがあります。装飾音がふわっと鳴るのがこの演奏の特徴かな。もちろん、いいな〜と思うのですが、ふと歯が浮くように感じてしまうときがあるのは、私がコテコテ古典止まりでピアノをやめちゃったから…と。

 第5曲「リゴードン」、画面にはグリーグの作曲小屋が残る湖畔の風景が映し出され、字幕によると彼の着想の源はフィヨルドの風景と音だったとか。この映像だけでそれを汲み取れってか?と見入ることしばし。

 すると、ペダルが随所に麗しい効果を創り出していた軽やかな舞曲が一旦終止し、歌うように叙情的な旋律に変わりました。なるほどー。違和感がなく、曲想に広がりが。おフランスの宮殿ホールと200年後のノルウェイの水辺(う…すごい取り合わせ)。
 
 とまれロマン派グリーグの作品、情緒的に感応しました。

 田部京子さんのCD
 ◆Amazon.co.jp
  ホルベアの時代から~グリーグ作品集~

 ◆同じく @TOWER.JP
    



 こちらはぴあのピアのイントロで流れたリチャード・シュトゥット指揮、ボーンマス・シンフォニエッタの弦楽合奏版が収録されています。「ホルベアの時代から」は、7曲目から11曲目まで。
 ◆Amazon.co.jp
  Scandinavian String Music
0





2007/9/20  0:30

投稿者:sweetbrier

吉田さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
番組では、グリーグゆかりの風景のBGMとして使われていました。でも、CDがあるのを知って、嬉しかったです。前奏曲の冒頭は、トゥールーズ室内管弦楽団の演奏よりもアクセントがはっきりしていて、推進力と重層感(波のように)がよかったです。
このCD、買い、ですね♪

http://ivory.ap.teacup.com/sweetbrier/

2007/9/19  21:56

投稿者:吉田

こんばんは。
シュトゥットとボーンマス・シンフォニエッタはとてもいいですね。
ありのままに音楽を奏でているようです。ありのままって、どういうことか微妙ですが、なんとなくそんな感じです。
このグリーグの曲は他にカラヤンの演奏しかしりませんが、このシュトゥット盤を気に入っています。

http://beethoven.blog.shinobi.jp/


※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL