鉄道模型をやっている人なら一度は自分だけの鉄道を作りたいと思っていることだろう。いわば「具現化した架空鉄道」だ。
かくいう私も常々それを持ち続けている。が、レイアウトなど夢のまた夢。今は某社のせいで毎月発売される新製品に一喜一憂。また、メーカーサイドもセット売りをメインに展開するようになってしまったため、昔のように単品をコツコツ集めて編成にしていく楽しみも少なくなり、改造するにも余計なコストがかかるようになってしまっている。
で本題。この「Elegant Express」は架空鉄道「武蔵多摩中央電鉄」が誇る豪華寝台特急である。構想を練り始めたのが1990年12月。ちょうど前年に青函トンネルが開通し、上野から「北斗星」が走り始めた頃あたりだ。そして、更に火をつけたのが鉄道模型趣味誌に発表された「超豪華クルージング列車 寝台急行グランデ」の記事。寝台急行でありながら全てA個室という内容に「負けてたまるか」などという妙な競争意識を持ってしまったから手に負えない。その後、「トワイライト」が登場したことにより、コンセプトを以下のように定めた。
1.北斗星よりもバラエティに
2.トワイライトよりもエコノミーに
3.グランデよりもゴージャスに
以後これを基に、自分の本格的改造作品となる「Elegant Express」が続々と登場することとなった。
次回以降は、編成の変遷、そして各車両の紹介に入っていきたい。