昨年末「レジェンドコレクション」として発売されたKATOの101系が、4月に通常品として発売されます。色違いとはいえ、こんなに早くレギュラー化されると「レジェンド」のありがたみがなくなってしまう気もしますが、それだけ定番化の声が多かったと好意的に受け取っておきましょう。
今回出るのは、国鉄時代の中央・総武緩行線の6+4編成。Mc-
M'-T'c
+Tc-M-M'-T-T-M-M'c(
下線は増結セット)という内容。さらにメイクアップパーツも出て、そこにクーラーパーツが含まれているとなれば、南武線をやってくれと言っているようなものじゃないですか。もちろん、基本セットだけは買います。
ちなみに、101系の冷房改造車には一次冷房車と二次冷房車の2種類があり、両者ではクーラーの搭載位置が違っている(=グロベンの個数も違う)というのがポイント。また、基本中の基本として、
1.サハ100に二次冷房車は存在しない。一次冷房車の2両のみ
2.クハ101に冷房車は存在しない
は押さえるべきことですね。「レジェンド」の時もそうだったのですが、だからこそ個人的にクハ101はいらないのです。
以下、車歴表から推測した東京圏の冷房改造当時の編成です。
Mc168-M'207-T'c57+Mc200-M'254-T282-T129-T130-M259-M'c188
Mc208-M'262-T'c80+Mc209-M'263-T301-T'105-T'106-M224-M'c167
Mc199-M'253-T'c73+Mc206-M'260-T300-T131-T132-M258-M'c187
Mc207-M'261-T'c63+Mc175-M'222-T299-T135-T136-M249-M'c182
(以上、一次冷房車)
Mc198-M'252-T'c79+Mc197-M'251-T298-T123-T124-M250-M'c184
Mc186-M'240-T126-M245-M'239-T'c81
Mc163-M'190-T125-M203-M'196-T'c56
Mc176-M'225-T'c75、Mc184-M'237-T'c89
Mc178-M'227-T'c76、Mc185-M'238-T'c90
Mc181-M'244-T'c77、Mc189-M'289-T'c91
(以上、二次冷房車)
このうち、M'c167,182,187,188とM'222,254,260,263が210KVAのMG、M'207,253,261,262が冷房用MGなし、それ以外のM'cとM'が160KVAのMGです。
その後、中央快速線に103系が投入され、サハ101の5両がサハ103に編入(T123,124,126,282,299→T103-768〜772)。残りの車両は南武線に流れ込み、非冷房車ともども同線のヌシとなります。
1988年時点での編成は
Mc186-M'240-
T301-T125-
M258-M'c187
Mc199-M'253-T132-T300-M259-M'c188
Mc176-M'225-
T131-T136-M250-M'c184
Mc168-M'207-T135-T298-
M224-M'c167
Mc197-M'251-
T129-T130-M249-M'c182
Mc198-M'252-
T'106-M245-M'239-T'c89
Mc189-M'289-
T'105-M203-M'196-T'c75
Mc178-M'227-T'c76+Mc184-M'237-
T'c57
Mc200-M'254-T'c63+Mc207-M'261-T'c56
Mc185-M'238-
T'c73+Mc209-M'263-T'c90
Mc208-M'262-T'c77+
Mc206-M'260-T'c80
Mc181-M'244-T'c81+Mc163-M'190-T'c91
Mc175-M'222-T'c79
(
下線は一次冷房車)
つまり、6両貫通編成には必ず一次冷房車が入るわけで…。むぅ。
また、この頃は前照灯のシールドビーム化も進んでいて、原型だったのはMc168とM'c167だけだったことだけも付け加えておきます。
その後、T'c91が矢野口付近で、Mc185-M'238が武蔵新城−武蔵中原間で踏切障害により事故廃車。残りの車両も103系や205系に追われ、一部は3連となって鶴見線へ移動したものの、現在では全て廃車となっています。