悲しい事があると何故か↑の歌が頭の中でかけめぐります。
陣内大蔵さんのアルバムなんですが。。。
以前ブログに「おすぎとぴーこ」で紹介した、千葉のホームレスの劣悪環境からレスキューされ、改名後は怡怡君となった彼が、家族となってくださったtanaさんの腕の中で静かに鼓動をと止めました。
詳細はリンクしている
http://madamzoo.exblog.jp/
にてご覧ください。
この千葉の件では、私は途中から、劣悪ペットショップの方に回ってしまい、手が出せなかったのですが、彼女が居なければ怡怡くんはここまで生きられなかったし、こんな穏やかに逝くこともなかったと思います。
小汚い場所にいた小汚い猫達の一員でした。
とてもではないですが、愛らしいとか可愛いという顔立ちとは遠くて、ぶさかわいい、としか言えないような2人組みでした。
でも、私が会いに行った時、そこには、いつの間にか立派な家族として愛されてる2人がいました。
相方は早く逝ってしまいましたが、怡怡くんはtanaさんと病と闘い3年半を過ごしました。
犬でも猫でも自宅での看護は本当に大変です。
点滴も輸液も給仕も時間毎にしなくてきなりませんし、何より目が離せないのでまともに寝る事も殆ど出来ません。
ただ、あんな劣悪な状況にいた子が、三年半落ち着いた環境で愛されて、必死に看病され、その愛情をくれた人の腕の中で眠るように逝けたのは1つの奇跡に近いのではないかな、とも思います。
最初から愛されてる犬や猫でさえ、誰かの腕の中で看取られるのは稀ですもの。
置いていかれる身は辛いです。
私でも未だに引きずっている命があります。
そして、どんなに思考を逃避させても、あと7つの命を私は看取らなくてはならないでしょう。
1つの命が天へと昇るたびに、私の世界を構築している柱は1本ずつ砕け、崩壊していくのだと、生命の儚さを知るごとに改めて思います。
tanaさん、ありがとう。
いっくんもtanaさんと2人頑張ったね。
いっくんの冥福を祈りたいですが、今は、もう少し・・・せめてtanaさんが泣いて泣いて疲れて眠って、そしてまた泣いて、ちょっとでも笑えるようになるまでは、傍にいてあげてほしいです。

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