2005/10/20

母の話  

私の実母は、昭和12年生まれ。
地元で4人兄弟の長女として生まれ、東京の代官山で育つ。
幼児期に戦争でまたこちらへ来てしまったそうだけど、幼い記憶の東京に行きたいとずっと思っている。

12歳で母親と死に分かれ、継母にいじめられ、ツライ毎日に耐えかねて、
高校へは行かず働く事になる。
その職場で父に会い結婚。
今度は姑と小姑にいじめられる。
女の子二人出産←私の姉達。
父の転勤で岩手県に引越してからは、誰にも頼らず家事育児をこなす。
小姑はいないものの、姑のイジメはエスカレート、そのあげくボケてしまい、30代で過酷な介護生活を強いられる。

私が生まれてほどなく姑が亡くなり、
頼る人もいないが自分の好きなことも出来るようになる。
でも父に「働きたいなら家事がすべて出来てからにしろ」とムチャクチャな事を言われ、協力を得られず断念。
趣味に没頭するようになる。

私が中学3年の時に、転勤で地元に戻る。
帰って来てから更年期障害に悩まされ、辛い時期が続く。
その後父はまた転勤で岩手に単身赴任。
社会人になった娘3人を、父となり母となり育ててくれる。

私が結婚し、双子が生まれた時母は60歳。
何もかも手伝ってもらうものの、体がきついのは分かっていた。
いたけれど、どうしても手伝ってもらわないと出来ない事が多く、
やれ病院だなんだとお願いしてきた。心苦しかった。

双子が入学して、だいぶ母を解放できた様に思えてきた。
やっと穏やかな日々を送れるかと思ったけれど、
なかなか主婦からは解放してもらえずに忙しい毎日のよう。
そんな母が先日、急に血圧が高くなり救急病院に行った。
次の日検査をしたけれど異常なし、でも薬もなしで、経過観察中。
私は母が心配で、毎日様子を見に行っている。
今まで頑張っていろいろしてくれた母への、せめてもの恩返し。
大した事は出来ないけれど、今は仕事も役員も、ちょうど何もしていない。
出来るのは今しか無いと思う。
その為に、近くにいるんだもの・・・。

今日はそんな母の、68歳の誕生日。
おめでとう。いつまでも長生きして下さい。
孫達の結婚式、見て欲しいよ、お母さん。
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