週刊誌や報道写真誌、オピニオン誌といった大震災報道のメインストリームとは別に、それ以外のいわゆる「趣味の雑誌」というか「専門誌」で取り上げられる<震災関連記事>が興味深いです。
たとえば本日発売の
「ソフトウェアデザイン」の場合。
会社などでコンピュータのネットワークを管理している専門職の方(サーバ管理者?)の為の雑誌なのですが、今月の特集では・・・
@震災直後の職場の状況
非常時には通常の方法ではネットワークに接続できないため、携帯などの移動用端末から管理業務を継続したなんて話は生々しかったです。
A大規模災害下でも機能するシステム構築の方法。
平時には効率最優先でどれだけ無駄を省くかに力点が置かれる業種に見えるんですが、非常時のためには数多くの代替手段を前もって用意していることが重要らしいです。
「冗長化」って言葉の意味を初めて知りました(笑)
安全処置を何重にも施していたのにもかかわらず、深刻な事態を招いた原発事故との対比で語られていたのが印象的でした。
B節電対策
会社のパソコンやサーバマシンの設定の仕方やプログラムの方法で節電効果がかなり違ってくるみたいですね。うちのお店にはパソコンは2台しかありませんが、大企業ともなればパソコンだけで数百台、いやグループ全体なら数千台あっても不思議ではありません。
管理者の人がこうした意識を持っているかどうかで結果はまったく違ったものになることでしょう。
正直に申し上げますと記事の具体的な内容(数式とかプログラム、専門用語)については全く歯が立ちませんでした(笑
でも一般的な情報誌を読んでいるだけでは出会えないような「斬新な切り口」に出会えるのは専門誌の「醍醐味」だと思います。
いままで立ち読みすらしたことのない「畑違い」の専門誌を「大震災」をキーワードに読み歩きしてみてはいかがでしょうか?

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