今週は昨日まで行われていた文化祭のため、月、火が代休、水曜が祝日と華の3連休になっており、出張と文化祭でたまった疲れを心置きなく休めることができます。。。
と言いたいところですが、このような秋晴れの日に黙って家でゴロゴロしておくなんて、自分の体が許してくれるわけも無く、カメラのフィルムも余っていたことから学校の艇庫に潜りに行ってきました。今回は欲張って初代デジカメ君も持っていったので、そのデジカメ映像でログってみようかと思います。

まず潜ってすぐに出迎えてくれたのはコノハミドリガイの皆様で、季節的にハネモが生い茂ってきており、優雅に皆様お食事に励んでおられました。
自分の宿命なのか何なのか、私が潜る場所、とりわけホームグラウンドにしようかなと思う場所にはこのコノハミドリガイやクツワハゼがわんさかと生息しているのは、ただの偶然なのか、運命なのか?いや、運命に決まっているでしょう。浅い泥場が好きだからしょうがないのかもしれません。だって、楽しいんですから(笑)
今日の狙いは、1年前から変わらずの『クサハゼ』と『カズリハゼ(黄化個体)』です。1年たっても気に入る写真が撮れていないのです。なぜなのでしょう?悔しい限りです。
港の横のスロープからエントリーして真下に沈むこと5秒、降り立った泥場は良く見ると『クサハゼ』の楽園と化していて、降りてすぐこそ引っ込んでいますが、1分も待っているとあちこちでホバリングが始まります。その光景は錦江湾の沖小島『ネジ畑』ポイントを思い出させるほどのホバリようで、被写体探しには困りません。
おもむろに被写体を選んで、撮影のスタートです。最初は、『クサハゼ』の呼吸がつかめず、何度か穴に引っ込ませてしまいますが、隣の個体で息遣いを練習しているとすぐにまた穴から出てきます。そしてリベンジ。それを繰り返すこと40分、何とか下のような写真を撮ることができました。でもやっぱり昔のコンデジなので画像的には納得がいっていません。「ニゴニゴな海+内蔵ストロボのみ=ガビガビ画像」の図式が見事に成り立っています。やはり、水中カメラには外付けストロボが必須ですねぇ。
フィルムも残り2枚となったので港の中を少しだけ偵察に向かいました。よく、フィルムを残さずに偵察に行くと、なんでこんな時にあんたがあらわれるんや!ってことになるので、最近はフィルムを残して見回るようにしています。

今日も港のコンクリートの壁に、このような『サラサウミウシ』のちび(だと思うのですが、お抱えウミウシ星人がまだ仕事中のため確定ではありません)がひっついているのを発見。それを撮影して上がりました。このほかにも今日は、高知で初めて『アナハゼ』を見ました。しかも、ホヤの周りで2匹がウロウロしていたのでそろそろ産卵期の始まりなのでしょう。『アナハゼ』=温帯の海という感覚があるので、やはり、艇庫の奥に広がる浦の内湾は相当温帯の海が広がっているみたいです。今年の冬こそデビューしなければ…
とにかく、動いた範囲は片道20メートルぐらいでしたが、自分では大変納得のいく潜りができました。また、隙を見て潜りに行きたいと思います。
ああ、デジイチのハウジングがあれば、このようなダイビングログをブログで付けたいなぁ。。。いつかは、、、いつかは。。。。
さて、現像に出したフィルムでも取りに行くか。

0