去年、この時期の艇庫はアオサやその他いろいろな海藻が生い茂り下の砂地が見えなかったぐらいだったのですが、今年はどうやら海藻が生えないような雰囲気。海藻がない=ウミウシが増えない。というわけで、今回は冬の砂地のハゼを狙いに行ってきました。そしたら、けっこうわからんハゼがいるんですよね。図鑑を見ても決定打に欠け同定しきれていません。そのうちの一つがこちらです。
う〜ん、わからない。悔しい。しかも冬で水温が低いのでみんなやる気がなく、ヒレも開いてくれないので余計にわかりません。まだまだですな>自分。こりゃもっと潜らなければ。。。
そのまま、ウミウシの希望も捨てきれず艇庫内を散策しているとでっかい顔が砂地から出ていました。ダイナンウミヘビです。
このダイナンウミヘビ、艇庫ではよく見かけるのですが、いつも同じ個体なのかはさだかではありません。この前の夏に艇庫に潜っているとき、このダイナンウミヘビが全体をさらけ出して泳いでいるのを初めて見ました。そのまま見ていると、顔で砂地を吟味し、気に入った場所を見つけると尻尾からすごい砂煙を上げて、すごい勢いで潜っていきました。このときほどビデオが欲しいと思ったことはありません。今回は近づいていくと、顔を少し砂に埋めながら、「なにすんだよ」ってな感じでこちらを警戒していましたが、しばらくするとまた普通に顔を出してきて、ぼーっと(失礼!?)夜になるのを待っているみたいでした。
あとはウミウシ的にはキヌハダウミウシが見れました。でも、こいつはウミウシ食なのです。今年はウミウシが少なめなので、あまり食べないで欲しい…お手柔らかにお願いしたいところです。
また、今回潜っていてとてもショッキングなことに気づきました。どうやら自分のドライ、左ひざにピンホールが空いているようなのです。が〜ん、修理しないと。別に許容範囲内なのですが、微妙に水が染みてきます。いつの間にそんなことがあったのでしょう。見当がつきません。海はそろそろ1年で最も冷たい時期に突入します。でも、寒さなどに負けず潜り倒したいです。次はいつだ?

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