第4回 「卯の花忌」−
作家・灰谷健次郎さんを偲ぶつどい
週刊上田 4月30日(土)掲載
上田駅前の「エディターズミュージアム 小宮山量平の編集室」では、5月15日(日)15:00〜17:00、小宮山量平さんの95歳の誕生日を祝い、作家の故灰谷健次郎さんを偲ぶ、第4回「卯の花忌」を開きます。
この催しは、小宮山さんを“お師匠さん”と慕った灰谷さんに思いを馳せ、ともに小宮山さんの誕生日を祝おうと、作家の永六輔さんが提案。小宮山さんが灰谷さんの名作『兎の眼』と季節の花『卯の花』にちなんで名づけ、08年から開いているものです。
第一回からこの会を仕切ってきた永六輔さんは、昨年は体調が思わしくなく無念の欠席。
今回は元気を取り戻して。「駆けつけます」との便りが届きました。
爆笑を誘いながら深く考えさせられる、あの名調子が久々に聞けそうです。
小宮山さんの長女でミュージアム代表の荒井きぬ枝さんは、「被災した子どもたちの笑顔に胸が熱くなり、そして励まされます。“こどもたちによって生かされてきた・・・”ー灰谷さんの言葉が今、子どもたちの笑顔と重なります」と案内状に言葉を寄せています。
参加費1,200円(高校生以下500円)で定員120名。事前の予約が必要で、今日(4月30日)から受付ています。