2006/9/30
我が家のやんちゃ娘(猫2匹)は私の帰りが遅いと、外に出て待っていてくれます。
トットは玄関前に座って、チッチは塀の上から。
車を駐車場に入れ始めると、おもむろに走ってきます。
どこへでもトットトットと行ってしまうので「トット」と名づけたのですが、その名の通り車の近くまでずんぐりぷっくりの身体を振りながらトコトコトットトット、とやってきます。時々口が開いていますから鳴きながら来るのでしょう。
「待っててくれたのね。ハイ、中へ入るよ。おいで!」
「ニャッ」と返事をし、Uターンをして一緒に玄関に向います。
その姿は何とも言えず、可愛くて愛おしくて(親バカ?)抱きしめたくなります。
「でも・・・きょうはすべての戸に鍵をかけて出かけたはずなのに、どうしてトットもチッチも外にいるの?」
チッチは塀の上から見下ろし、「ニャー!」と一声かけて飛び降りてきました。
家に入り、裏の戸も窓もすべての戸が閉まっていることを確認して・・・「あっ、もしかして・・・」2階に上がり、見つけたものは、いつも戻ってくるときだけ使う小窓の網戸が6センチ程開いていました。
「キャー!!力持ち!」きちんと開かないようにしていたはずなのに、力持ちトットが満身の力を込めて開けたのでしょう。
怒るというより「それほどまでして出たかったのね。」可愛いというか、そのときの姿を見てみたい。という気持ちでした。
身体をまん丸にしてやっとの思いで開けている姿、ひっかかりそうなお腹で無理矢理通り抜けている姿を想像するとおかしくなってきます。
我が家はアニマルセラピーで癒されているのです。
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