2007/1/29
昨日は毎年恒例になりました講座の皆様との新年会でした。
多くの方々にご参加いただき、楽しい時間を過ごすことができとても嬉しく思います。
昨年暮れに直していただいた母の着物を着ました。
それは、以前我が家の誰か(チッチかトット)が爪を立て、穴を開けてしまった母の昔の着物でした。
とても気に入っている着物でした。
呉服屋さんに「古くて弱っているので、直し、洗い張りは難しい」と断られたものを、受講生さんのお母様(着物仕立てをされておられる)が私の気持ちを汲みとってくださり、「何とかしましょう」と、直してくださったものでした。弱っているので洗い張りは無理でしたが、破れはきれいになりました。
嬉しくて、この新年会に必ず着ましょう、と思っていた着物でした。
着物は気持ちを引き締めてくれます。
一年に一度着るかどうか、、、の状態ですが、たまには着物で背筋をピンとさせるのも「日本人」を感じていいものだと。
私の周りには古いものが無くなってきていますがこの着物はとても古いものです。
明治生まれの母の若い頃の半襟、道行コート、長襦袢ですから大正か昭和初期のものですし、着物は確かその母(祖母)のものですから更に古いのかもしれません。
大切にしていきたいと思います。
受講生さんのお母様に感謝です。
この着物に心を砕いてくださった皆様に感謝です。
2007/1/19
講座の時には、そのテーマに合わせてハーブティーを飲んでいただきます。
ここのところはデトックス、ドレナージュのためのハーブティーです。
日本古来のデトックス植物をご紹介しながらブレンドをします。
スギナ、タンポポ、生姜などとカモミール、レモングラス、バラを組み合わせたり、ペパーミント、ローズマリーなどを組み合わせます。
きょうは、毎日文化センターの3ヶ月講座の1回目でした。
お客様の中に、ハーブティーは美味しくないので苦手です、とおっしゃる方にもきょうのブレンドを召し上がっていただきました。
「あっ!美味しい!!」開口一番話された言葉でした。
とても嬉しい一言です。
どんなに成分的に効果があっても、ハーブティーは美味しく召し上がっていただくことが大切です。
ブレンドの方法にもコツがありますが、まず良いハーブを選ぶことです。
少し価格は高くなりますが、オーガニック認定を受けているハーブは「美味しい」です。LOHASやデトックスをする場合はやはり無農薬無化学肥料であることは絶対条件と考えています。
アトリエファブルのハーブティーは吟味したものを揃えているつもりです。
きょうからセールが始まりました。
手違いでDMの日程が2月になっている方もありますが、この機会に是非お試しくださいませ。
皆様へのDMが間違っていましたこと申し訳ございません。
2月もさせていただきますが、1月27日まではセールを行っております。
2007/1/17
あれからもう12年が経ったのですね。
12年前の1月17日、阪神淡路大震災の日。
影山は何年か在住していた宝塚から半年前に名古屋へ戻ってきていました。
震災約1ヶ月後に影山と一緒に神戸に行きました。物はあふれているが、心のケアが足りないと言われ始めた時期でした。私もお世話になった町です。何かお手伝いしたいと言う気持ちにあふれていました。
長田町でボランティア活動をしていたピースボートの人たちの協力を得ながら、被災者の方々にアロマのプレゼントをさせていただいたのです。
宝塚の知人宅に泊まり活動をしましたが、街はがれきの山で、空は砂埃で煙っていました。私の髪も服も一日で砂埃にまみれ、何処を歩いても涙があふれてきました。
まるで映画の一シーンを見るような崩れ果てた町並みを走り回って被災者を励まし、がれきの片付けを手伝う若者の姿が印象的でした。
公園の炊き出しに並ぶ人々、その方たちひとりひとりに声を掛け、手作りのポプリサシェを配りました。それはアトリエの受講生皆さんも一緒に手作りしてくださったものでした。可愛いプリントの袋にオリジナルポプリを入れ、きれいなリボンをかけて、「頑張って」の言葉を添えました。爽やかな香りは被災者の方を笑顔にしてくれました。「わざわざ名古屋から来てくれたの。有難う。宝物にする」と言ってくださったかたもおられました。
体育館や講堂で寝泊りしている方たちにも配りました。部屋の臭いが気になる、といって鼻先に押し付けて深呼吸される方もおられました。
みんな「頑張ろう!」という気持ちにあふれていたように思います。
励ましに行った自分が励まされて帰ってきた記憶があります。
力を頂きました。
若者も捨てたものではない、とも思いました。
もう12年も経ったのですね。
あのときの励まされた気持ち、自分自身も「頑張ろう」と思った気持ちを思い出しました。
ポプリを差し上げるボランティアは新潟の震災の時にもさせて頂きました。
私のボランティアの原点はあの12年前の神戸だったと思います。多くの方に協力いただいて出来たボランティアでした。
人の温かさ、優しさ、若者の素晴らしさを実感した体験でした。
人の力強さを実感した体験でした。
あのときの気持ちを忘れないで、これからも頑張って行きたいと思います。
お亡くなりになられた皆様のご冥福を心よりお祈りします。そして残された方々が幸せでありますように。
2007/1/14
日本ではレモングラスの花が咲きません。
日本には花の咲かないレモングラスが来ている、といわれていました。
日本では気温が低いので咲かない、ともいわれていました。
では本場タイでは咲くのでしょうか。
タイ(チェンマイ)在住の家族に言わせると
「長年レモングラスを育てているが花を見たことがない。」と言います。「シトロネラグラスはよく花が咲く(日本でも咲きます)のだけれど、、、。」とも。
本当のところはどうなのでしょうか。再度タイでの観察を依頼しました。
レモングラスの花は何処へ行ったら見ることができるのか。
今の私の最大の疑問です。
2007/1/13
今年初めての知多市の講座に出かけました。
知多半島道路を走っていると、目の前の空に雲の間から一筋の閃光。
それはまるで、神の啓示のようでした。
薄暗い雲の間から伸びる一筋の光は、今年一年を明るいものにするかのように、今年一年を夢あるものにするかのように見えたのです。
自分自身のことだけではなく、私たちすべて、地球にあるすべてが、天に向って伸びていけるような感じでもありました。
今年も、皆が幸せでありますように・・・運転しながらでしたが、思わず祈っていました。
きっといい年になります!!
2007/1/12
きょう1月12日はスキー記念日。
日本で始めてスキー指導が行われた日を記念しています。
1911年(明治44年)に新潟県高田でオーストリア人のレルヒ少佐によるものでした。
基礎スキーがしっかりできていると、当然上達も早くなりますし、怪我も少なくなります。
昨年は一日も行けなかったスキーでした。
クラブのスキーツアーに参加する予定でいた前日にひどいインフルエンザにかかり、泣く泣く断念した記憶があります。今年はインフルエンザワクチンも打ちました。
仕事もいろいろな方々の協力でお休みを頂けることになっています。
何年ぶりかのスキーを楽しむことが出来る年になりそうです。
・・ウエアーはちゃんと着れるでしょうか・・・・
重くなった体をツアー予定の来月までに少しはしめる事が出来るでしょうか・・・
影山は「トレーニングしろ!」と言いますが、その割りにジョギングに付き合ってくれる気はなさそうです。アノイントでしっかりトリートメントに入りましょうか。。
スキーの楽しみは白銀の世界にいられること。
昔と比べるとウエアも随分よくなり、寒さを感じることがあまりありません。
何年ぶりかに仲間にも会えます。
ちょっと楽しみな3日間です。
2007/1/11
鏡餅を飾らなくなった我が家でも「鏡開き」は恒例になっています。
昔は、自宅で餅つきをして、伸し餅にしたり、お鏡さんを作ったものでした。
臼でついたお餅のアツアツは大根おろしや餡、きな粉で頂きました。暮れの行事だったことを覚えています。
ひび割れそうになったお鏡さんをもっと細かくするよう木槌で砕き、焼いてぜんざいに入れました。油で揚げたり、乾煎りしておかきを作ったりもしました。
どれも懐かしい思い出です。
今は買ってきた角餅を焼いてぜんざいにいれます。
きょうは、アトリエの講座でした。香りの干支が出来上がってから、皆さんご一緒にぜんざいを頂きました。
殆ど何もしなくなってしまった現在ですが、昔からの伝統や季節の行事は忘れないでいたいと思います。つい先日の七草粥も柚子湯も大切な日本の行事ですし、日本のハーバル行事でもあるわけですから。