2007/3/20
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一年ぶりに治療を再開した歯(親知らず)はかなりひどい穴が開いており、抜くことにしました。
「では麻酔を打ちますね」
何度か時間を置きながらかなりの麻酔を打っていったのですが、ほんの少し痺れた感覚があっただけでほとんど麻酔は効きませんでした。
そういえば以前も医師に「お酒を飲みますか?」と問われたことがあり、私は最近やっと少しだけ飲めるようになりましたが、ほとんど飲みませんから「いいえ」と答えた記憶がありました。
「麻酔が効きませんねぇ」
「お酒もほとんどいただきませんが、そんなことってあるのでしょうか」
「はいはい、体質ですから、お酒だけとは限りませんよ」
「では少し待ってもうちょっと麻酔を打ってみましょう」
結局ほとんど効かないので、抜くことをやめて治療に変更しました。
「抜きます!」と宣言して治療椅子に座ってからも、「治療したほうがよいのだろうか、抜いたほうがよいのだろうか、本当のところはどうだろう・・・」迷っていました。
[抜いたほうが早いよ」という医師の言葉に「だったら抜いてください」と即答していた自分に問い返している自分がいました。
麻酔が効かないで抜くことが出来なくなった親知らずですが、きっと「抜かないほうがいいよ」という天の声だと思い、真面目に治療に通うことにしました。
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