Mutsumi's Herbal life

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2008/2/6

「ボリジ」　　ハーブ

　東海市の受講生さんの畑では、もうボリジの花が咲き始めました。
　耐寒性１年草ですから、肥沃な土地で日当たりがよく暖かければ、今頃から咲き始めるのでしょうね。
　　それにしてもこの子は特に強いしっかりした子です。朝切りました、と頂いてから、水も含ませないで袋に入れたまま夕方まで持ち歩いていました。
　夕方初めて切り戻し水揚げをし、きょうで４日目。次から次に花が開いてきます。
　彼女の畑は、まるでプロのように、野菜からハーブ、果樹、お米まで殆ど自家製ですから、きっと管理も良いのでしょう。

　我が家の鉢のボリジはまだちょっと華奢な葉っぱだけです。少し目を離すと「ハモグリバエ」の幼虫がつきますので、こまめに手入れをしてください。

　　ボリジ（和名ルリチシャ）ムラサキ科　耐寒性一年草
　　　　　　　　学名　Borago officinalis

　　　　青い星型の可愛い花は蜜をたくさん含みますから、
　　　　サラダにもハーブティーにも美味しくいただけます。
　　　　うすく卵白をつけ、グラニュー糖をまぶすと、
　　　　とても可愛い砂糖菓子が出来ます。
　　　　葉っぱはお茶として、自律神経のバランスを取るとされます。
　　　　
　　　　また昔、画家が聖母マリアの青いマントを描く時に、
　　　　ボリジの花を絞って使ったため
　　　　この花の青色はマドンナブルーと呼ばれています。

　　　　古代ギリシャ時代には
　　　　この花を漬け込んだ白ワインが好まれていました。
　　　　ワインに漬けるとブルーからピンクに変わっていく花色を
　　　　楽しむのもいいですね。
　　　　ボリジはアドレナリンを分泌させるといわれています。
　　　　兵士たちは戦に赴く前にボリジワインを飲んだとされるのも
　　　　士気を高めるためだったかもしれませんね。
　
　

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