2005/10/17

パリのレストラン 〜フレンチ〜(随時更新)  レストラン・パリ Resto Paris
Last Update 02/2009

こうやって見ると、やはり私は左岸派。

LIPP リップ 
ブラッセリー、アルザス料理 6区 
(1982/2009) [R]
ジャレ・ド・ポークjarret de porc 豚すね肉、シュークルートchoucroute各種、コートダニョー côte d’agneau子羊肉、ユイートル huître牡蠣。シュークルートなどは2人で1ポーションで十分。デザートも。年月を経ても変わらない安定した味とサービス。文人、政治家などの食堂。老舗の有名店ゆえ、第1ラウンドは観光客も多し。第2ラウンド21時以降くらいから夜半まで、どっぷりと“フランスのブラッセリー”となる。歴史指定建造物のレストランで、究極のパリ観光も楽しめる。

Le Cosi ル・コジ
コルシカ料理 5区
 (2005/2007) [R] 
グラスワインも質の良いコルシカもの。ソルボンヌ大学近く出版社も多い界隈で、長髪のインテリや教授風も多く。
9, Rue Cujas 75005 Tel 01 43 29 20 20 Fax 01 43 29 26 40

Pré Verre プレ・ヴェール
5区
(2005/2006) [R] 
サトルなスパイスの魔術(つまり辛い類の香辛料ではない)。
8, rue Thenard 75005 Tel 01 43 54 59 47

La Lozère ラ・ロゼール
ロゼール郷土料理 6区
 (2004/2005) [N]
木曜夜にはアリゴaligotを。卓上の田舎パンは隣客とシェアが楽しい。
4, rue Hautefeuille 75006 Tel 01 43 54 26 64

Pichet de Paris ピシェ・ド・パリ
魚介料理 8区
 (2006) [R]
68, rue Pierre-Charron 75008 Tel 01 43 59 50 34
salade de homard breton. homard breton grillé、cassolette de poisson façon bouille魚介の煮込み。グルマンなフランス人がビジネスランチする光景も。

Le Comptoir du Relais - Yves Camdeborde ル・コントワール・デュ・ルレ
6区 
(2006/2008) [T]
cochon de lait braisée 乳のみ子ブタのとろ火煮は陶酔の味。心地よい活気と賑わい。
9, Carrefour de L'odéon 75006 Tel 01 44 27 07 50

Le Petit Pontoise プティ・ポントワーズ
5区 
(2004/2007) [R]
テーブルに料理が運ばれるや、ぷ〜んとイイ香りが鼻腔をくすぐる。キノコの季節には、是非ポワレ・ド・ジロルpoêlee de girollesを。手付きナベで供される煮込み料理いろいろ。ラビオリ・ドフィノワRavioli Dauphinois。リゾットやタリアテッレも。メニューは全て黒板に、つまり毎日変わる。
9 rue de Pontoise 75005 Tel 01 43 29 25 20

L'estrapade レストラパード 
5区 
(2007/2008) [R]
ローストチキンの皮がサクサク。つけ合わせのフライドポテトもサクサク。現代のエスプリ溢れるビストロ料理。鴨のコンフィのロールキャベツ風。野菜のテリーヌ。仔羊のローストなんか燃えながら出てきてびっくり、そしてこれがまたウマイのなんのって。温かいサービスに心もほっこり。2007年現在、パリで一番気に入っているとても小さい店。
15 rue de l'Estrapade 75005 Tel 01 43 25 72 58

Midi Vinsミディ・ヴァン
6区 (2008/2009) [N]
自家製のうさぎのリエットRiette de lapain。サービスの温度と湿度が、私好み。どこかお洒落ながらも敷居は低い、というのもタイプ。
83,rue du Cherche-Midi,75006 Tel 01 45 48 33 71

Chez Maître Paulシェ・メートル・ポール
6区 (2008) [N]
上品なフランシュ・コンテ料理。ああ懐かしのアルボワ・ワイン。前菜からデザートまでフランシュコンテ地方の地酒を用いた料理がいっぱい。
12 rue Monsieur-le-Prince 75006 Tel 01-43-54-74-59

Le Plateau de Gravelle ル・プラトー・ド・グラヴェル
ヴァンセンヌの森 (2008/2009) [R]
パリ市街からバスでも行けるヴァンセンヌの森Bois de Vincennesを小一時間、快適ウォーキングして辿り着くデリシャスなレストラン。カンパーニュ・ファッションでプチ田舎ごっこに訪れるフランス人は、アウトドアも格好良い。車で乗りつけることも可能。

上記データの見方
店名 
料理種類 地区 (初回訪問/直近訪問または最後に美味しいと思った時期) マグネット・ランキング* 
お気に入り料理およびコメント
住所・電話/FAX番号

*マグネット・ランキング: マグネットの強度によりざっと分類してみた。
[T]遠回りしてでも立ち寄りたい店
[R]機会を見つけてはリピートしたい店
[N]近くまで行ったら覘きたい店


あらためて振り返ってみると、長期にわたって気に入り続ける店というのは意外に少ないことに気づく。美味しかった店がある日再訪すると味が落ちていたり、流行り過ぎてサービスがスレてしまったり、そういう時には何か大きな裏切りを受けたような気持ちになりとても辛い。

***********
 関連書籍

Atlas Routiers : Le Petit Parisien
Plans De Paris: Paris Street Index and Maps


住所から、レストランや店の場所を確実に探して辿りつく。パリ徘徊時、必携の書。薄くて軽い。

大変見やすいパリ市街地図。パリの番地は通りについている(区画ではなく)ので、住所だけでもこれさえあれば、正確に場所が確認できます。メトロやバス路線、停留所も各区毎にズームイン。パリはバスが便利で快適。バス・タクシー専用路線をスーイスイ。タクシーが見つからなければバスに飛び乗ったほうが早い。



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2006/6/4  21:19

 
釣りには行けなかったが、気持ちの良い日だった。久しぶりにリップLIPPに出かける。戸端口の席に腰掛け次々と流れ込む来店客を観察するのは、下手な観光をするより余程面白い。土曜の昼下がりには、地元の常連客が次々と訪れる。気取らぬ店とは言え、店に敬意を表した身づくろいで訪れる。いかにもうるさがたな人相も、この店に一歩足を踏み入れるとたんに表情が和らぐのが見て取れる。

メニューを受け取ると、Perles Blanches No.4という文字が目に飛び込む。白い真珠と言う名の牡蠣だ。スターターは迷わずこれを半ダース。メインはちょっと迷ったけれど、Gigot d’Agneau Roti子羊腿肉のローストに決めた。リースリングの白ワイン、そしてほどなくして小粒な牡蠣がテーブルに運ばれる。レトゥーlaiteuxな牡蠣の深い味わい。アンペッカーブルimpeccable。

ボルドーの赤ワインがやってくる。そして、ビストロなソースに包まれた羊肉とフラジョレ豆の相性の良さに驚きを覚える。

この名店には、ジャンパー姿の観光客も時折紛れ込んでくる。ロンリープラネットを手にした長身の若者もその一人。席に着くなり、ガイドブックとメニュー並べて、メニュー解読に懸命になっている。

今日もこの店は自分の期待を何ら裏切らなかった。味もサービスも。べたっとしない、つかず離れずのサービス、しかも目は届いており気が利いている。懐の緩い外人客のチップ目当てにつまらぬリップサービスをふりまく一部の高級店にはゲンナリさせられる。自然体とか当たり前ということは難しいものなのだ。美食の都パリでこれはと思う店に出会ったことは数知れない。でも、その大半は年月を経ると、サービスがスレたり、経営や料理長が変わって味が落ちたり。その度に味わう失望感。この店に足を向ける度、まだあの店は変わっていないだろうか、期待と不安が胸で交錯する。願わくはどうかこのままで。

久方に和んだ気分で外に出ると、夏の陽射しだった。いかにもパリの店らしくいつもは愛想に欠けるパン屋が、店にはいるなりニッコリと笑いかけた。肉屋も、八百屋も、今日はなぜか皆、ご機嫌だった。 


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