サブプライム対策、作業部会の設置提案 クリントン氏(朝日新聞)
米大統領選で野党民主党から立候補を予定しているヒラリー・クリントン上院議員は24日、サブプライム問題の解決に向け超党派の「差し押さえに関する緊急作業部会」をブッシュ政権が設けるべきだと提案をした。主なメンバーに連邦準備制度理事会(FRB)のグリーンスパン前議長やボルカー元議長、ルービン元財務長官を提案。危機対処のベテランによる「ドリームチーム」をめざしている。
住宅ローンを保証する政府の連邦住宅庁(FHA)の機能を大幅に強化し、民間金融機関からローンを一時的に直接買い取ることも提案。作業部会での検討を求めた。公的資金に支えられた政府機関が、ローンを肩代わりし、住宅金融市場を安定化させる狙いだが「長期的に納税者への負担はない」とした。

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