トヨタとパナソニック、全固体電池も研究開発する(Car Watch)
トヨタ自動車とパナソニックは1月22日、車載用角形電池事業に関する新会社設立に向けた事業統合契約、合弁契約を締結したと発表。両社が設立する新会社では、車載用電池の生産のみならず、全固体電池などの次世代電池の研究開発も事業範囲に含まれた。
今回、トヨタは電池セルの開発・生産技術領域の設備や人員を、パナソニックは日本や中国の工場など、車載用角形電池事業の開発・生産技術・製造・調達・受注や管理機能に関わる設備・その他資産・負債や人員等を、それぞれ合弁会社に移管することに合意。合弁会社の事業範囲は、車載用角形リチウムイオン電池、全固体電池、および次世代電池に関する研究開発・生産技術・製造・調達・受注・管理とした。
合弁会社の出資比率はトヨタ51%、パナソニック49%となり、合弁会社の製品は原則としてパナソニックを通じて広く自動車メーカーへ販売するという。同日行なわれた記者会見では、パナソニック 事業開発部 部長 人見健氏と同 経営企画部 部長 隅田和代氏、トヨタ自動車 パワートレーンカンパニー 主査 好田博昭氏と同 BRパワートレーン協業推進グループ 主査 大竹正訓氏が出席。今回の合意内容について記者からの質問に答えた。

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