「デジタルフォトフレーム」100万台突破 市場急拡大(朝日新聞)
デジタルカメラなどで撮影した画像を表示できる写真立て「デジタルフォトフレーム」の2009年の国内販売数が前年比4.2倍の約110万台に達し、初めて100万台を突破した。調査会社Gfkジャパンが推計した。07年は約2.9万台だったが、08年にソニーが再参入し、09年には富士フイルムも新たに加わり、わずか2年間で市場が急拡大した。
1月に83機種だった商品数も、12月には155機種とほぼ倍増。デジタルカメラだけでなく、携帯電話端末やパソコンから無線通信で画像を受信できる商品も登場し、主にギフト商品として認知度が高まっているという。
販売全体の7割弱を占めた売れ筋サイズが7型。Gfkは「サイズが鑑賞しやすいうえ、年初の平均価格が1万5千円弱だったものが、12月には約1万円まで下がって値頃感が増し、普及に弾みがついた」とみている。国内販売シェア首位のソニーは「10年度の販売数量は170万台程度になる」と予想している

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