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ブラックベリー4500人削減　スマホ不振、従業員の4割（中日新聞）

業績が低迷しているカナダの携帯電話機大手ブラックベリーは２０日、全従業員のうち４割に当たる４５００人を削減すると発表した。発表によると、今年投入したスマートフォン（多機能携帯電話）の新製品の販売が不振で、今年６〜８月期には９億５千万〜９億９５００万ドル（約９５０億〜９９５億円）の赤字が見込まれるとしている。

現在は世界全体で１万１５００人の従業員を７千人にまで減らし、２０１５年５月末までに経常費を半額に削減。スマートフォンも現在の６機種から４機種に絞る。同社はスマートフォンの草分けとして知られるが、米アップルの「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」などに押されてシェアは３％以下にまで激減。８月には身売りの検討を表明しており、米メディアによると既に投資ファンドなどと接触している。