米国ビジネス事情(その1)
久しぶりのアメリカ
この夏、アメリカを久しぶりに訪れた。前回が一九九〇年、その前が一九八三年であった。久しぶりどころではない。まるで浦島太郎のようだ。それだけにアメリカ社会の変化がよくわかった。いまも、日本のマスメディアにはアメリカ情報があふれている。それらはほとんどアメリカ発のメディア発信にもとづく。ビジネス情報についても、アメリカ優位はいまも健在である。
それは、日本発の情報発信を日本語で行う限り、それはローカルで世界的市場価値をもたない。必然、日本語情報は英語変換されなければならない。それはコスト高だ。それに比べ、最初から米語(アメリカ英語)に変換しなくてよいアメリカ発情報は安価である。

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