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環境問題について
2005年から世界各国で始まっている「ESDの10年」について、そのねらいや背景を特集します。ESDとは、Education for Sustainable Developmentの略語で、「持続可能な開発のための教育」と訳されます。
2002年に南アフリカ・ヨハネスブルグで開催された「持続可能な開発のための首脳会議」(ヨハネスブルグ・サミット)において、日本のNGOと日本政府が共同で、2005年から2014年までの10年間を「国連持続可能な開発のための教育の10年」(ESDの10年)とすることを提案しました。「ESDの10年」案は同サミットで賞賛され、国連総会で採択。ユネスコが主導機関に決まり、「持続可能な開発」の実現に必要な教育への取組みと、国際協力を積極的に推進するため、各政府に働きかける国連のキャンペーンが動き出しました。

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