2004/6/16  10:44

手術後の私(1)  手術前後
手術後、軽い抗がん剤での治療を受け、一ヵ月後に職場復帰した。
体調はあまりよくなかった。身体がなんとなく重い。しかし、当時仕事人間であった私は、仕事を辞めることも考えられず、「手術したのだから、もう大丈夫」などと、必死に心を安定させ、仕事へ向かっていったのである。
また、自分が死ぬかもしれないなどと言う考えから逃げ出したかったのかもしれない。
子供は、まだ幼かった。この生活を破壊したくなかった。守りたかった。それは、経済的にもである。
子供には、私が癌であることを告げた。幼い顔に恐れを現しながら「もう、手術したんだから大丈夫だよね、お母さん」と言っていた。私はうなずくしかなかった。

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2004/6/16  8:05

治療について(手術編)  手術前後
癌の治療は現在、殆どが手術と抗がん剤によって行われている。
私の乳癌が発見された時は「ステージ1」。2cmあまりのしこりで、転移は無かった。手術を受けて片方の乳房を失った。
当時、乳房温存による手術が脚光を浴び始めていたし、私自身もそのことを知っていたが、乳房を残すことよりも、再発の可能性を少しでも少なくしたい気持ちのほうが勝ったのだ。
今、思えば後悔がないとは言えない。乳房を失ったことによるストレスは、大きかった。
しかし、温存したまま再発したなら(仮定の話だが)何故、温存してしまったのだろうかと、悔やみ続ける一つの要因になったかも知れない。
主治医からも、その当時は乳房切断がベストであると言うアドバイスであった。
今、現在転移のない乳癌は、温存手術が主流になっていると思う。それは、癌に対する考え方が統計その他によって変化してきてるからだろう。
目に見えなくても転移する癌は、その周囲をいくら大きく切除したとしても、すでに全身に散らばっており、局所だけの問題として捉える意味がないからである。所謂、どういう手術をしても再発するものはするのかもしれないという考えになってきてるようだ。
私の癌も2年後に肝臓転移と言う形で再び姿を見せる。
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