2009/6/9

「やってません」  画像歌

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インタビューに答える菅家利和さん(6日夜、横浜市内で)=田中秀敏撮影


強ひられし自供を前に泣きじやくりヤケを起こして握る刑事の手

今日の一連で詠んだのは足利女児殺人の冤罪晴れて自由の身となられた菅家さんのその折の心理状況を歌にしてみればかうなるであらうかといふ試みです。日常時事のカテゴリーは自分のことを詠むやうにこころがけてゐるのですが稀にかういふ代述心緒も挟むことにします。
犯罪捜査といふは実に難しい、それが殺人事件とあつてはなほさら。普段人に向かつては言ひたいことの半分もいへないやうな人だつたことがその後の苦境を避けがたくしたのでせうが、自由を取り戻された今は心やすらかな人生を送つていただきたいものです。
当時の県警幹部が自己ブログでこの事件に触れて「最善をつくしたとおもっている」とこめんとしたところが抗議の書き込み千件以上殺到して炎上削除する事態になつてゐるとのことです。

「栃木県警の捜査員が自宅を訪れたのは1991年12月1日午前7時頃。「いきなり上がり込んできて、『子供を殺したな』と迫られ、女の子の写真を示され『謝れ』と言われました」。その日は知人の結婚式だったが、求められるまま警察署に向かった。

 署では「やったんだな」「やってません」といった押し問答が夜まで続いた。体液のDNA鑑定結果などを示されてもすぐには認めなかったが、「日は暮れ、心細くなって、このまま家に帰れないかもしれないと思うようになった」という。


 気持ちが折れてしまったのは、取り調べが始まって約13時間たった午後9時ごろ。「刑事の両手を力いっぱい握りしめ、泣いてしまった」

 「刑事は私がやったから泣いたと思ったらしいが、本当は、いくらやっていないと言っても聞いてもらえなくて、悲しくて泣いた。やけになってしまった」。容疑を認めたのは、その後だ。後は「何か(話を)作らないと前に進まない」と、報道された内容に想像を交えて、犯行状況を話した。

 「小さい時から、人からものを言われると何も言えなくなってしまう。相手の機嫌を損ねることが嫌い」と自己分析する菅家さんについて、弁護人の佐藤博史弁護士は、「捜査官に納得してもらわないといけない、と迎合的に考える傾向がある」とみる。
その上で2007年に富山県氷見市の男性の冤罪(えんざい)が発覚した婦女暴行・同未遂事件との類似性を指摘、心理学者などを交えての事件の検証を訴える。」

なほ写真記事とも讀賣新聞によつてをります。不都合の旨お申し出あらば削除致します。

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2009/6/9

惡夢  日常 時事

雨ばみて來るその路地を豹柄のフードの娘待つ煙草喫ひつつ

買ひ與へられし車で跳ね飛ばす信號待ちの看護師三人

強ひられし自供を前に泣きじやくりヤケを起こして握る刑事の手

潜り戸を開けて棧窓越しの月あらはす手篭められし躯を

沖波のふと白めりと見る間もなくしがみつく木の根ごと海なか
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