2009/7/12

百人一首應答歌十五  日常 時事

心あてに折らばや折らむ初霜の 置きまどはせる白菊の花
凡河内躬恒

折りてなほ霜か菊かとまどはする菜摘みの袖にまがふその香よ
ながれのおも


有明のつれなく見えし別れより 暁ばかり憂きものはなし壬生忠岑


かはたれと音のうき鳥の行く末にな一夜のなさけなほたのまれぬ
ながれのおも


実際折つてみたその袖はいかにあるかと若菜の袖を想起しつつ

原歌のあきらめかねてゐる風情を推量してかはたれ彼は誰時分の鳥の音に添へて一首。
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2009/7/12

最後のお願ひの  戀さまざま

驛前で最後のお願ひの群れにかき消されげな彼女の歌聲

ふとぶとと船の汽笛もつれびけり出窓に乘せし君の腰の間

どこまでもパジャマ姿を宅配の君を今宵は河原で撮らうか

手をつなぎながらもう覗かせてゐる胸の谷間よ合の咲く散歩道

離れない僕らのジャンクション乘つてゐる車がたとへ横轉しても
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