2009/7/17

枕のくぼみ  戀さまざま

共寝する枕のくぼみにもいつか散りこみてゐる季季の花

シーツには異様に長い毛のついて君連れ込みの痕まざまざと

ブランコの後ろより負ひ被せ來るくちびる胸揉む手にしがみつく

いびきかくからだを離し見下ろせば猫の子ゆさぶる凌霄かづら

次に來る時のレシピを考へて熱いな君もし何を插れるのか
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2009/7/17

車窓の筑波  画像歌

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乘り換へてかさなりてゐし女男の峰徐々に寄り添ふかげをあらはす


めぐりゆく常陸の國のいづこをも見守りおはすめでたき山は

昨日ひよんなことで水戸で用事あり。行くさに気になつた筑波山をもう一度眺めてみようと、岐路は友部から水戸線に乗り換へて車窓から刻々に趣き変へる名峰のたたずまひを楽しんで来ました。今連載中の百人一首への応答でも十三番歌に恋歌として詠まれてゐます。

筑波嶺の峰より落つる男女の川恋ぞつのりて淵となりぬる 陽成院

標高すぐれぬながら古来から富士と並称されて来た意味もわかるやうな気がされました。
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