2009/7/19

ええじやないか  讀史つれづれ

ぬけまゐりせし手土産に持ち帰るええじやないかの貼り札などを

手鎖のとれぬ間咽せてつぶやくをつれびきがほのきりぎりすかな

びいどろを吹ける女の面ざしを寫してうかと枕繪にする

屋形船の舳先で煙管を粋にふかし中の密事を見ぬことにする

お疊の奉行の乞ふにまかせつつおぼこ娘を伽に差し出す
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2009/7/19

戰後保守  日常 時事

戰後保守看取りの時は定まるか終戰の日の二週間後に

澤庵をつらねて刻む厨房も呆れてねたむことなき日頃

夏もなほ水凍らする山中の荒ぶる風に人次々死す

紫陽花の枯れすさまじき遊歩道「Wつ垢[ス發譴堂瓩
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2009/7/19

百人一首應答歌 十八  日記と歌論

ひとはいさ心もしらずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける紀貫之

ふるさとの花の香に焚き込めにけむ人の心ぞなほ知られぬる
ながれのおも


夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづこに月宿るらむ清原深養父


短夜の袖照る間無み明けぬるかあたら月かげ雲のあなたを
ながれのおも

古今集一の四二歌の詞書に曰く。
初瀬に詣づるごとに宿りける人の家に、久しく宿らで、程経て後に至れりければ、かの家の主、かく定かになむ宿りはあると、言ひ出だして侍ければ、そこに立てりける梅の花を折りて、よめる 貫之
まさしく花鳥諷詠の伝統の理念をあらはした名歌と思ひ「歌讃」にまで。


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