2009/8/1

百人一首應答歌 二十三  日記と歌論

あはれともいふべき人は思ほえで 身のいたずらになりぬべきかな謙徳公

いたづらになりぬべしとも思はせし身ともおぼえずながめへむ世を
ながれのおも

元歌の作主をさまで狂はせこがれさせた女の方は或いは水のやうな無常観に憑かれてゐたかと勝手に忖度して。



由良の門を渡る舟人かぢを絶え ゆくへも知らぬ恋のみちかな曾禰好忠


夕凪にわたる千鳥かかぢを絶え行方も由良の泊りの空を
ながれのおも

元歌は寓喩ですがここは実景にかへして見ましたがこれでも恋の風情はたゆたうてゐるのではと思ひますが。
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