2009/9/7

三輪車  戀さまざま

坊やにも同じ三輪車をと妻悠仁さまは昨日三歳

子の自慢してふと後ろめたき思ひ一昨年流産せし友の前

堕した子の命日には手を合はせよと夫の昔の女の手紙

連れて再た嫁ぐ家には同い年の子がゐて娘の玩具で遊ぶ

死んだ子の歳をいふなと叱られぬ流産したのは夫の誕生日
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2009/9/7

英訳 ビルの空き間  日記と歌論


充たされむ願ひに似るか建て替るビルの空き間の燈ともし頃は


it it is similar
to the desire of anyone who want
to be healed their loneliness
when lighting time comes to empty rooms
which recently re-constructed building.
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2009/9/7

百人一首應答歌四十  日記と歌論

秋風にたなびく雲のたえ間より 漏れ出づる月の影のさやけさ

左京大夫顕輔


雲間もる月にひかれて今宵かく君遅らせし風は何色

ながれのおも


本歌は叙景歌の典型でせうがあへて相聞の色をつけて見ました。
女は疑ひ深い。




ながからむ心も知らず黒髪の 乱れてけさはものをこそ思へ

待賢門院堀河


黒髪にかけて長しと契らなむ思ひは深く君がまにまに


後朝の歌の極めつけですが、「君がまにまに」と誓つた男はその後どうでしたらうか。
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