2009/12/6

「鳥の歌」  画像歌

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鳥の歌流るる丑三つ時の窓遠過ぎ行きぬ貨車のはためき

カザルスの「鳥の歌」をかけ流しながら。晩年プエルトリコに定住してからの映像のやうです。伴奏してゐるのは彼の若い奥さんでせう。木々の緑まばゆい朝の窓辺でのそれこそ琴瑟相和した一齣か。奥さんはこの地の出身のお弟子さんでした。

年齢を重ねるにつれて早起きになるものです。朝に聞いてこそふさはしい曲を丑三つ時に聞くはちと趣味悪いかと思ふが起きた時間が即ち朝といふことにしてゐます。
琴瑟相和するもへつたくれもなく経来たつた人生でしたが、かかる光景を意地悪く眺めてもなるまい。実際ささくれだつた心をもみほぐしてくれる悠々として情感の籠つた調べです。
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